気ままにそぞろ歩き
札幌市内中心部


掲載日:2005年8月16日
 「第18回河童サミット」が、札幌市定山渓温泉で開催されるので、その前日(8月7日)、札幌市内に宿泊したので、ホテルの周辺を散策しました。
 宿泊したホテルは、札幌駅のすぐ南側の地域でしたし、すでに夕方に近いことから、目指すは大通公園に決めました。

 ホテルに荷物を置き、カメラを取り出して徒歩で公園を目指します。

 歩き出してほんの数分、目の前に現れたのは札幌のシンボルの一つ「時計台(旧札幌農学校演舞場)」でした。

 残念ながら、今にも雨が降る出しそうなお天気の日でしたので、写真は少し暗いですが、このくらいの方がかえって風情があってよいかも知れませんね。

 時計台とは言っても、なにしろ、明治11年の建築物です。「イメージしていたのよりも小さい」だれもがいだく感想ではないでしょうか。かわいらしい建物です。
 建物の中は記念館になっており、札幌農学校(現在の北海道大学)の歴史、「青い目の人形」などの他にも、 北海道内の重要文化財の紹介なども展示されています。

 また、2階のホールには、明治時代の農が鋼の雰囲気が再現されています。
 時計台を過ぎ、南に1ブロック行くと、そこはもう大通公園です。

 東側には、これもまた札幌のシンボルの一つ、テレビ塔があります

 東京タワーを見慣れている目には、これまた「小さいと感じてしまうのは私だけでしょうか。
 多数ある大通公園の噴水ですが、これは、東側から二つ目の噴水です。

 この日は日曜日でした。多くの市民が、家族連れや友人同士でベンチに座り、あるいはそぞろ歩いています。

 私のように一人は珍しい。それも、一眼レフの大きなカメラを持って歩いているのですから、「怪しい男」と思われたでしょうね。


 噴水の西側には、バレーを踊る三人の若い女性の銅像がありました。


 通りの北側には石川啄木の銅像がありました。若々しい啄木の姿ですね。
 大通公園からちょっとはなれ、南の「すすきの」に向かってみました。なにやらイベントをしているらしい音が聞こえてきたからです。

 交通を遮断し、路上ライブをしていました。沖縄のバンドのようです。
 やはり、お天気があまり良くなかったからでしょね。人出はいまひとつというところでしょうか。



 お花屋さんの店頭です。店はビルの中ですが、入り口に商品を並べています。

 こちらもお花屋さん。札幌では、店の外の路上にまで、このようにディスプレーするのが流行っているようです。

 ミシン屋さんです。

 昔懐かしい、足踏み式のミシンにマネキンを配置してモーターで動かしています。

 手作りの看板というところでしょうかね。


 ラーメン横丁の入り口ですが、ビルの中です。「新」と書かれています。道の北側にありました。

 こちらもラーメン横丁の入り口。「新」の反対側、南に向いています。
 大通公園に戻ってきました。

 ちょうど、札幌夏祭りの真っ最中です。


 夏祭りの目玉はビヤガーデンでした。サッポロモルツがメインです。

 お酒となれば見逃すはずは無い私です。早速、たった一人の酒盛りが始まりました。

 すっかり夜も更けました。ホテルへ戻る帰り道、テレビ塔は美しくライトアップされ光り、たった一人さびしく帰る私を見送ってくれました。

 短時間の札幌市内散策だったことと、途中でビヤガーデンを見つけてしまったことから、本来ならば定番の「赤レンガ北海道庁旧庁舎」や、 「北大植物園」などには行けませんでした。

 また、「すすきの」の夜の街も、一人でしたので今回は行きませんでした。それがちょっと残念な今回のそぞろ歩きでした。


hpmanager@albsasa.com Albert 佐々木