入口を入ると、左手に『杏壇門』が見えてきます。
|
杏壇門です。
|
『杏壇門』の正面は下りの石段になっており、降りきったところには、この『入徳門』があります。
|
『入徳門』を入ってする右手には、水屋があります。『入徳門』とこの水屋は、関東大震災で焼けずに残っている古いものです。
|
『杏壇門』の扉の飾り文様です。独特ですね。
|
孔子を祀る『孔子廟』である『大成殿』です。
|
『大成殿』の屋根には、一対の大きなしゃちほこと、四隅には狛犬のような獣が載っています。
|
大成殿の中には、屋根のしゃちほこと狛犬の実物が展示されています。
|
大成殿の内部の梁には、独特な朱色の飾りが施されています。中国の、ある時代の様式なのでしょう。
|
『孔子像』を安置した祭壇です。
|
『杏壇門』を裏側から見た写真です。
|
ここは、『孔子廟』ですから、本来は儒教の寺院です。江戸幕府は、儒教を『儒学』と考え、特に『朱子学』を武士の教養を高めるための学問として
奨励しました。宗教としては扱っていなかったのです。しかし、実は、仏教とはまったく別の『宗教』だったのです。よって、この『廟』も仏教の『寺』ではありません。
徳川幕府公認の宗教は『仏教』であったと言っても良いと思いますが、まったく別の宗教の、そのまた一部である教義を、『学問』として分離し
取り込む。実に日本人的とは思いませんか。
|
孔子廟の裏手の屏です。この道を真っ直ぐ行くと、秋葉原の電気街です。
|
裏門と思われる小さな門がありますが、現在は使われていません。
|