気ままにそぞろ歩き
赤城神社本宮

(群馬県前橋市三夜沢町)


初回掲載日:2008年8月11日
追記更新日:2008年11月5日

 群馬県内に118社有ると言われている『赤城神社』です。その『本宮』に行ってみました。

 赤城神社は、赤城山の神を祀る神社です。

 山頂にある『赤城神社(富士見村)』と、前橋市内の『二宮赤城神社』に、この『赤城神社本宮(三夜沢町)』の三社が、論社(延喜式神名帳「延長5年927年」にまとめられた神社の一覧に載せられている神社の末裔の神社)と して扱われています。

 山頂の神社と二宮の神社とは、赤城山神社の『山宮』と『里宮』の関係ですが、この三夜沢町の赤城神社は、江戸時代の初めの頃までは、赤城山の神を祀る神社ではなく、「三夜沢村明神」を祀る村神社だったのを、 前橋藩主酒井忠世が、五十石を寄進し、崇神天皇の皇子である豊城入彦命を主祭神とし、名称を赤城神社と改めたのだそうです。

 他の二社と名称は『赤城神社』と同じですが、この『本宮』は、民間信仰である『山霊の神』を祀る神社ではなく、天皇家筋を神とする神社であるとして一線をひいた、まったく別系統の神社だったとのことです。

 その後、昭和19年に、赤城山の神を「赤城大神」として合祀し、他の二社とともに、合わせて赤城神社と呼ばれるようになりました。


 入り口の鳥居前の広場です。このこも車を駐車することができます。

 入り口の左側(西側)には、広い駐車場があります。


 大鳥居と社殿に続く参道です。

 この神社の由来が書かれています。
(写真をクリックすると大きく表示されます)

 この地域の文化財を説明する看板です。
(写真をクリックすると大きく表示されます)

 地域の観光案内看板です。
(写真をクリックすると大きく表示されます)

 社殿に向かう階段です。

 社殿です。

 社殿の左手(西側)には、神楽殿があります。


 神楽殿を西側から撮影しました。10ミリの超広角レンズを使っています。

 神楽殿に掛かっている、大正時代の陸海軍出征記念の額です。

 本殿を左側から撮影しました。  


 本殿の、右側からの写真です。



 神社の中にある湧き水が流れ出しています。飲用ができるとのこと、取水に来ている方が多数いました。美味しい水なのだそうです。  


 古代文字の碑です。




 碑の解説看板です。
(写真をクリックすると大きく表示されます)
 



 近くに、俵さんの個人美術館がありました。
ご自身が作られた絵と陶芸に、集められた各種のコレクションが展示されています。


 入り口です。お願いすれば、内部の撮影もできそうなのですが、今回は遠慮しました。  



 建物の前の庭です。


 敷地の入り口です。うそうとした木々に囲まれています。

 11月の2日、お水を採取するために再訪しました。上記の写真を撮影した日は、曇りでしたが、この日は晴天でしたので 写真を撮りました。画面の隅には、七五三の参拝客もいますね。





 実は、赤城山に登る道路(赤城南面道路)のすぐ近くに、『河童大明神』を祀る小さな祠があり、改装されたと聞いたので見に行く目的と、南面道路が、別名蕎麦街道とも呼ばれ、 本格的な日本蕎麦の店が並んでいるので、良さそうな店を選んで昼食をと、妻と二人で出かけた途中で山道を間違え、この赤城神社の前にでてしまったのです。

 この神社のことは、前から知ってはいましたが、入ったことは有りませんでした。そこで、せっかく来たのだからと、入って撮影をしたのです。
写真撮影日:2008年7月29日
追加写真撮影日:2008年11月2日


hpmanager@albsasa.com Albert 佐々木