一時ほどの人気はなくなっているとはいえ、シャンソンを愛好する人達は年配の方を中心に多いものです。
私も、学生時代(昭和48年)、全盛期の越路吹雪さんのコンサートに行ったことがあります。 日本を代表する男性シャンソン歌手の一人、『芦野宏』氏が館長を勤める記念館が、群馬県渋川市にあります。 おそらく、古い資産家の屋敷を改築したのでしょう。敷地内には、記念館本館の建物の他に、レストランとシャンソングッズのお店、池のある庭園、古い蔵などがあります。 記念館では、シャンソンに関する資料が展示されているだけではなく、1日に2回、それぞれ30分のミニライブが開催され、芦野さんのお弟子さんなのでしょう、若い歌手の 方と芦野氏が、ビアノを伴奏に歌ってくれます。 秋の日の1日、のんびりと訪問してみました。 場所は、国道17号線からすぐ近くです。 東京方面からならば、関越自動車道を『渋川伊香保IC』で降り、17号線を北に向かって2キロほど、『下郷』の交差点を左折します。 すぐに、JR上越線の踏み切りが見えますので、それを超えずに、手前を左折すれば、左側に駐車場(無料)があります。 |
入り口の向い側、駐車場からの写真です。ちょっと判りにくいですが、中に入り、フェンスの前を通り、緑色の屋根の建物に入場券売り場があります。 |
シャンソン館の本館です。1階には、展示場とビデオが流されているホールがあります。2階には、ミニライブのためのステージと、芦野氏が集められた著名シャンソン歌手のステージ衣装コレクションが展示されています。 |
入ってすぐ正面の右側には、シャンソン関連グッズの販売店『ラ・ファミーユ』があります。 |
入って左側、本館の向かいには、フランス風のカフェ『ロゾー』があります。喫茶だけではなく、ランチメニューもあります。 |
入ってする右には、古い蔵があります。和風の蔵なのですが、窓に洋風の飾りがしてあり、なんとも不思議な雰囲気の建物になっています。 |
敷地内中央部にある天使の噴水です。椅子とテーブルがあり、小休止ができます。 |
敷地の右奥には、元々は和風の庭園があったのでしょう、緑色の橋を掛け、洋風に手が入れられた庭園『ル・ジャルダン』があります。 |
橋の奥の池を橋の左端から見た写真です。 |
橋の右側から見た池の写真です。 |
ちょっと解りにくいかも知れませんが、兎の付いている水道の蛇口がありました。フランス製なのでしょうか。 |
売店の建物の裏に、おそらく、以前の持ち主が建てたのでしょう、小さな陣者と墓標がありました。 |
本館1階のホールでは、芦野宏氏のビデオが終日流されています。 |
本館1階の展示室です。歴史的に有名なシャンソン歌手のLPやCD、楽譜などが展示されています。 |
展示室の入って左側です。 |
チケットに印刷されている通り、ミニライブは1日に2回、11時からと14時から、それぞれ30分です。
この日本シャンソン館に行かれるのでしたら、ぜひ、この時間帯に訪問し、ミニライブをお聴きください。 写真撮影日:2008年11月2日
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