鎌倉五山の一つ、『建長寺』に行ってきました。 鎌倉五山とは、格式の高い寺を五つ選び制定した制度です。 五山制度は、インドの五精舎にならい中国南宗末期に禅宗の保護と統制のため格式高い五つの寺を定めたことに由来するそうです。 鎌倉の禅宗は、南宋から帰国した僧侶栄西らによって伝えられ、鎌倉時代末期に、鎌倉幕府は次々と大寺院を建立しました。 鎌倉五山とは、鎌倉時代に五山制度にならって鎌倉の禅寺に設けられた五大官寺のことです。 この建長寺は、鎌倉五山の第一位、臨済宗建長寺派の本山です。 北条時頼が、建長5年(1253)に蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)を住職として開山した、日本最初の禅の道場です。 最盛期には、49院が立ち並んでいたそうですが、創建当時の建物は火事により消失。現在の建物は、江戸時代以降に再建または移築されたとのことです。 総門・三門・仏殿と、直線に並ぶ伽藍の周囲に10の塔頭寺院が並んでいます。 また奥の山には、半僧坊というお寺もあります。 |
境内駐車場の入り口(外門)です。 |
総門の左側。 |
総門です。 |
総門をくぐると、右側に拝観料金所、左側にはお守りの販売所があります。 |
壮大な三門です。 |
三門の額です。 |
三門手前の鐘楼です。 |
仏殿です。 |
仏殿の内部です。 |
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龍王殿の入り口です。 | |
半僧坊への参道です。 |
中腹には、天狗の像が立ち並んでいます。 |
半増坊です。 |
休みどころ、みやげ物店が坊の右手に有ります。 |
富士見展望台です。 |
この日は、めったにないほど富士山がよく見えています。 |
法堂です。 |
法堂の内部です。 |
パキスタンより寄贈された仏像です。 |
天井の龍の絵です。 |
鐘楼です。 |
梵鐘は、建長7年(1255)物部重光によって作られた、創建当時の物であり、国宝です。 |
写真撮影日:2009年1月11日
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