気ままにそぞろ歩き
奥羽の古刹「中尊寺」

(岩手県平泉町)


掲載日:2009年7月6日

 河童連邦共和国の年次総会である河童サミットが、岩手県の花巻温泉で開催され、自宅のある群馬県の太田市から、土日の高速料金千円均一を使って車で行くことにしました。

 この中尊寺には、サミット翌日に行きました。

 天台密教の東北大本山である中尊寺の開山は、西暦850年慈覚大師によります。

 12世紀に、東北一円を支配した奥州藤原氏が篤く帰依し、国宝の金色堂は藤原氏の造営です。

 広い境内には、本堂と金色堂の他にも、能舞台を持つ白山神社や、鐘楼、弁財天堂や薬師堂などが立ち並んでいます。

 駐車場に車を止め、国道に面した参道からではなく、南側を迂回して金色堂の近くから入り、逆の順序で参詣しました。


 金色堂の入り口です。この金色堂と、隣に並んだ資料館である賛衝蔵のみ、拝観料が必要です。

 資料館である賛衝蔵です。


 金色堂の新しい覆堂です。金色堂は、この建物の中に収蔵されています。。

 中尊寺の経典を収蔵した書庫である経蔵です。

 経蔵の扁額です。

 能舞台のある白山神社への参道の鳥居です。

 能舞台への参道からの写真です。

 能舞台です。

 白山神社の本殿です。

 本殿の脇には、干支にまつわる十二の神様が並んでいます。

 本殿の脇に、拝殿の作法が詳細に張り出されていました。

 金堂近くの弁財天堂です。


 弁財点堂の池です。

 賛衛蔵の正面です。

 1343年に造られた梵鐘が収められている鐘楼です。あまりにも古い梵鐘なので、変形が進み、今では打たれることは無いそうです。

 峯薬師堂です。目に良い薬師のようです。目のお守りが売られていました。


 薬師の道を隔てた反対側には、不動堂がありました。

 中尊寺の本堂の門です。

 中尊寺本堂の境内です。

 本堂です。

 境内の鐘楼です。

 本堂の内部です。

 観音堂です。

 薬師堂です。

 参道を上から見た写真です。新緑が美しい色合いでした。

 参道の途中から北上川を見下ろしています。

 国道4号線に面した参道の入り口です。本来ならば、ここから登ってゆきます。

 入り口の西側には、平泉町営の駐車場があり、土産物店も立ち並んでいます。


 金色堂内部は、昭和37年から昭和43年まで、7年間を費やして解体修理を行いすばらしい仕上がりです。

 ただし、内部は撮影禁止であることから、残念ながらここに写真を掲載することができませんでした。

 金色堂内部の写真や主要な宝物、各寺社の写真と解説をした冊子が境内で売られていましたので購入しました。

 ここには、その表紙の写真のみ掲載いたします。


写真撮影日:2009年6月15日


hpmanager@albsasa.com Albert 佐々木