ポイ捨てに高額罰金 2003/06/26 | |
何度か話題に登場している香港のボミの投げ捨て、いよいよ今日から、罰金の
金額が上げられるようです。
1500香港ドルというと、約2万5千円です。高額所得者が多い香港ではあ りますが、逆に低額所得者の比率も極端に高い。ゴミを投げ捨てたりする公徳心 の乏しい人は、相対的には低額所得者に多いでしょう。払えないと禁固です。 それでなくとも、刑務所が、軽い犯罪の収監者で立錐の余地が無いと報道され ている香港です。だいじょうぶなのと思うのは、大きなお世話なのでしょう(^ム^;) 記事にある、インターネットによる公共料金支払いシステムを、私も今でも利 用しています。公共料金だけではなく、クレジットカードの支払いなどにも使え るからです。香港のカードを日本で使い、その支払いを、日本に居ながら、香港 の銀行口座からインターネットで払えるのですから便利です。日本ではなぜ採用 しないのでしょうね。まあ、口座引き落としが主流の日本ですから、必要性は低 いのかも知れませんけどね。 |
ウェルカム香港! 2003/06/25 | |
いよいよ、本格的な観光客獲得キャンペーンが始まったようです。
残念ながら、肝心のキャンペーンの中身の報道がありませんが、順次報道され てくるでしょう。 7月13日から9月15日までの2ヶ月間です。たぶん、この期間には、行く ことができるのではないかと、楽しみにしています(^0_0^) |
感染地域指定解除 2003/06/24 | |
ようやく、香港の指定地域が解除されました。おめでとうございます。
4ヶ月近くの騒動でしたが、ようやく感染地域の指定が解除されました。ただ、 インフルエンザと同じような特性を持っていると考えると、夏になり、暑くなっ てなりを潜めているだけ、冬になって寒くなってくると、また動き出すかも知れ ない。今年の末が要注意ですね。 それにしても、指定解除された香港では、イベントが目白押しのようです。復 活を掛けて、どんな対策がとられてゆくのか、逆説的ではありますが、楽しみで もありますね。 |
レトロなフェリー 2003/06/19 | |
現在の船も、充分に古い雰囲気を持っている香港と九龍とを行き交うスターフェ
リーですが、百年近くも前の形に改装され、その船を使ったクルージングが始ま
るようです。
始めてスターフェリーを見たとき、なにかちょっと変だぞ、と感じました。 その違和感がなんなのかが解るのに、数年がかかってしまったのです。違和感 の原因は、操縦席でした。 自動車や普通の船は、操縦席が一つです。前後があり、引き返すにはぐるっと 廻って向きを変えなければなりません。ところが、路面電車などは、前後に運転 席があり、運転手が入れ替わって方向を変えます。スターフェリーは、このスタ イルだったのです。 ようやくSARSも収束した香港。暑い夏の夜。オープンエアーなレトロな船 に乗って、海のクルージングも涼しそうで良いですね。 乗ってみたいなぁ。 |
生活指数 2003/06/19 | |
生活するのに、日本と香港ちおでは、どちらがお金がかかるか、駐在時代はそ
んな話題で盛り上がったものです。昨年は香港の方がお金のかかる都市でしたが、
最近は東京の方が高そうです。
この指数を、記事にも書かれているように、駐在員の現地手当てを決める基準 にしている会社が多いようです。しかし、問題は、選ばれている200項目の内 容ですね。 少なくとも、外国人である日本人の私が、香港で暮らした経験では、東京より も香港の生活費の方が、はるかに高いと感じていました。一人暮らしということ もあるとは思いますが。 それにしても、デフレで物価の下がっている日本です。その一般消費物価が下 がっている実態は、6年ぶりに帰国し生活してみて実感しています。それでも、 世界一生活費がかかるというのです。10位以下であり、しかも先進国での生活 費はどれくらいなのだろうか。 でも、それも、実際に生活してみないと解らないでしょうけどね。 |
チャリティイベント 2003/06/18 | |
感染地域指定解除目前の香港です。落ち込んだ経済を立て直すためのイベント
計画が目白押しです。
そういえば、香港デズニーランドの建設も順調に進んでいるようですね。 マクドナルドがそうですが、マニアル社会とは言いながら、香港流にアレンジ してしまうのが特異な香港人です。どんな香港風デズニーランドになるのでしょ う。 子供ではありませんが、楽しみです。 |
指定解除目前 2003/06/18 | |
夏場になり、ようやく収まりつつあるSARSです。いよいよ、香港の感染地
域指定解除が見えてきました。
各企業も、出張の規制を緩和しはじめました。 私の会社でも、稟議が必要ではあっても、これまでの「帰国後10日間自宅待 機」の規制は解除されました。 さて、今まさにその自宅待機だった社員がいます。自宅待機2日目で会社から 連絡が受け、3日目から出社となりました。 「10日間の特別休暇と喜んでいたのに」とは、本人のぼやきの声でしたが、 これで、経済活動も本格化するでしょう。まずは良かった。 |
ゼロ感染「今日は8日目」と香港紙解説 2003/06/14 | |
感染が収まりつつある香港です。ではいったい、いつになれば感染地域の指定から解除されるのでしょうか。
6月23日に指定が解除となると、各企業がそれから動き、遅くとも月末には出張や渡航が自由になるでしょうね。 ただ、香港と隣のシンセンとは仕事の上ではセットになっていることから、仕事での出張となると、広東省も解除にならないと行っても意味が無い。 広東省も感染者はでていないと発表していますが、だれも信じてはいない(^ム^;) まだまだ、時間はかかるかも知れませんね。 |
限定品大好き 2003/06/13 | |
宣伝のためやその他の理由から、限定品が販売されることがあります。商品そ
の物が限定品である場合のほかにも、パッケージが限定だったり、特別なおまけ
が付いていたり。収集マニアが多い香港では、そんな限定品も人気になります。
だいぶ前になりますが、マクドナルドが週単位でスヌーピーのフィギャーを、 商品購入者に限り販売したことがあります。その種類は20種以上。 毎回、発売日には朝から長蛇の列ができ、すべての販売が終わったとき、一式 の揃いセットが、おどろくような価格でコレクションショップに並んだのを覚え ています。まあ、毎回並んで買う手間賃が入っていると思うと納得ができないこ ともないのですが、それにしてもあまりにも高額でした。 そんなことが、お金にはシビアな香港人の射幸心をあおり、この種の限定商品 集めが加熱するようになったのでしょう。 今回の商品も、シリーズすべての販売が終了したら、一式揃いが、売られるこ とでしょう。どんな価格になるのやら(^0_0^) |
大雨警報 2003/06/12 | |
岩盤が多く、土はその上に被さっているような国土の香港です。雨が続くと土
砂崩れが起こり危険なので、香港の大雨既報はシリアスです。
大雨の警報は、色で表現され、発令されるとテレビの画面の隅に表示されます し、公共の建物や駅には、看板が表示され市民に知らされます。 色は、クレーから始まり、イエロー、アンバー(赤に見えますが)、最高が黒 です。 アンバーが発令されると、一部の学校などは休校になりますし、黒が発令され ると、一般の会社も休業になるところが多く、交通機関も一部と止まってしまい ます。 台風でも同じように警報がでますが、台風ほどではないとしても、この大雨警 報も珍しくは無い頻度で発令されるので要注意です。 たまたま訪問した香港で、黒が発令されてしまったら……。 ホテルでおとなしくしているほかなさそうです(^ム^;) |
バス会社統合? 2003/06/11 | |
香港のメジャー路線バス会社の低位2社が統合するかもしれません。
2社が統合しても、トップであるKMBには遠く及ばないですが、MTRやミ ニバスと比べて、料金の安い庶民の足である路線バスですから、市民の関心は高 いでしょうね。 さて、この親会社の「周大福」ですが、この会社は、「金」の販売業です。地 金はもとより、99.99%の純度の金を使った装飾品や工芸品を売るお店です。 ショーウインドはもちろん、店の中は「金」だらけ、それはそれは、にぎやか なお店で笑えますよ。 |
ウオーキングキャンペーン 2003/06/10 | |
募金活動と市民運動が合体したイベントが香港には多く、マラソンやウオーキ
ングがしばしば開催されます。
コースを歩きながらゴミを集める「清掃ウオーキング」のようですね。 ゴミを路上に捨てることを、悪いこととは考えないのが香港人です。そのため に、早朝には多数の掃除人が路上の掃除をしています。それでも、午後になると 路上は紙くずや菓子の袋などで埋まってしまうほど……。 こんなキャンペーンが、香港人の意識を変えることができるのかどうか。面白 いというと失礼かもしれませんが、見守ってゆきたいと考えています。 |
日本チーム大活躍 2003/06/07 | |
香港名物のドラグンレース。日本人チームも出場し、好成績をあげました。
龍をかたちどったボートを使い、人力だけで漕いでスピードを競う単純なレースですが、香港だけではなく、日本でもシンガポール、マレーシアなど南アジアでも 盛んですね。 少しずる元気のできてき香港ですね。患者の発生のなかった日本人です。元気の起爆剤になってもらいたいですね。 |
香港への渡航延期勧告解除 2003/06/06 | |
WHOの勧告解除に続き米国の疾病対策センターからも勧告が解除されました。
ようやく、米国からの勧告も解除され、徐々に香港への渡航自由化への地なら しが整ってきました。はやければ、今月中にも、企業などでの出張が自由になる かも知れませんね。 現在の状態は、会社の出張はそれぞれの会社の規定であって、個人としてはす でに自由に行けるのですが、そうは言っても、企業などではまだ、出張者にはあ る程度の自宅待機をを経ての出勤を規定しているところが多く、個人的な旅行で あっても、帰国して翌日出社は顰蹙を買います。逆に言うと、行くなと言われて いるのと同じですね。 あ〜ぁ、早く行きたいなぁ(^0_0^) |
料金値下げ 2003/06/05 | |
すでに取り上げていますが、売上増進を目的にタクシー料金を値下げしようと
の計画が、実行に移されるようです。
使っている車両は同じ、燃料代は日本よりも高い、運転手の平均的な収入は日 本とほぼ同じ。それなのに、料金は日本の3分の1程度の香港なのに、さらに値 下げをして利用を促進しようという試みです。 やってみなければ判らないですが、もしこれで目論見どおり売上が増えたとす ると、日本の料金はいったい何なんだと言いたくなりますね。 逆に、香港で日本並みの料金に値上げしたら、それで業界の利益は増えるので しょうか。おそらく、利用者が大幅に減り、大打撃を受けるでしょう。 現在の日本のタシシー業界がまさにこの状態なのではないでしょうか。 タクシー料金は、少なくとも現在の半額以下にするべきでしょうね。 |
自動車ナンバーの値段 2003/05/28 | |
日本では、車を買うと、車ごとに新しいナンバーが発行され、廃車すると車と
共にナンバーも廃棄になります。ところが、東南アジアでは、ナンバーは個人の
所有物、車が変わっても変わらないところが多いようです。
130万香港ドルというと、日本円にして約2000万円にもなる巨額です。 香港では、一般的に発行されるナンバーは、数十万円のようです。自動車所有 税のような感覚なので高いのですが、一度払えは一生もの(譲渡もできるはずな ので、国が続く限り永遠ですね)なので、高いとの感覚はあまりないようです。 オークションに掛けられるのは、縁起の良い特別な番号だけ。そんな番号を、 毎年限定数だけ売り出すのです。 そもそもが、原価のかかっていない、番号の販売ですから、売上は全て利益で す、この利益は、国庫に入るのではなく、社会福祉に使われるのだそうです。 この方式は、面白い、日本でもぜひ導入すべきですが、その前に、車に固有の ナンバーという概念を、個人や法人の所有物という概念に変更しなければならな いので、こちらの制度改革の方が難しそうですね。 |
香港再生 2003/05/27 | |
WHOの渡航自粛勧告が解除になり、香港が生き返りつつあります。
感染への心配から、閉じこもりになっていた香港人からまず、活性化をしよう との方針のようですね。的を得ていると思います。 次は、感染者ゼロが20日以上続き、感染地域から外れること、でも、一度は はずれたトロントが、再度感染地域に指定された例もあることから、気は抜けま せんね。 それにしても、華南で生産活動をしている日本企業も、そろそろ痺れを切らし、 動き出すでしょう。せいぜい、1ヶ月か2ヶ月の辛抱でしょうね。 早く香港に行きたいなぁ(^0_0^) |
偽物にご注意 2003/05/24 | |
香港には、中国から流入するコピー商品が溢れています。でも、それらの偽物
は、堂々とコピーとして売られ(値段で判ります)ていますので、買う方も納得
ずくで買うような商品です。ところが、本物を扱い、一流の店構えでありながら、
しかも、粗悪な、一目見てコピーと判るような中国製ではなく、専門家でも見分
けが難しいような精巧な偽物を売っていた店があったようです。
中国製のコピーは、まず、材質がまったく違います。 私も、ダンヒルの名刺入れを、本物と中国製コピーの両方を持っていますが、 少し離れて触らずに見ると、まったく見分けがつきません。 むしろ、本物の方が、縫製が良くない(縫い糸が本物の方が太いので、ミシン 目が少し乱れているが、コピーの方は細いので、ミシン目が綺麗です)くらいで すが、材質が違うのです。本物は「本革」ですが、コピーは「人口皮革」です。 ただ、ちょっと触ったくらいでは、違いは判りません。鼻を押し付け、臭いをか ぐと、さすがに本物は本革ですから、革独特の臭いがしますが、コピーはもちろ ん臭いません。ただし、超高級品ですから、なめしも丁寧仕上げてあり、この臭 いも、韓国製の革コートのように、これでもかとは臭いません(^ム^;) とても良くできたコピーですが、値段が10分の1以下で売られているのです から、本物と思って買う人はだれもいませんね。まあ、悪質とは言いがたいです よね(^0_0^) この記事の例は悪質ですね。でも、昔からあったようです。私が聞いていた店は、 高級ホテルのショッピングモールに入っていた店でした。展示している商品は本 物ですし、普通は本物を売っているのですが、知人が極端に値切ったところ、あ なたには負けた、特別にあなたにだけ値引きしますと言って安くしてくれたとの ことなのです。 彼は、その実績を自慢し、日本からの出張者が来ると、その店に連れて行って いました。でも、香港人に言わせると、その店はブラックリストの店。極端に値 引きを要求する客には、記事にあるような偽物を渡しているというのです。本物 の価値の解る人は、極端な値引きなど要求しない。そんな要求をする客は、しょ せん物の価値など解らないと、商談が決まってから偽物を渡していたのだそうで す。 日本では、展示してある商品を見て購入を決めると、奥から新品の商品を持っ てきて渡すのが普通ですが、香港は違います。見て確かめたその商品、展示品を 買うのがむしろ普通なのです。 展示商品ではなく、同じ製品だと、奥から持ってきて渡す店は要注意ですよ。 |
生活環境国際比較 2003/05/22 | |
最近のキーワードは「環境」ですね。本来は営利を追求するはずの企業までが、
「環境」に考慮しないと、生き残れない、少なくとも日本はそこまできています
ね。香港の調査会社が、アジアの国々の環境状態を、国際比較したそうです。
狭い国土に、多数の国民が住み、車も多い香港ですが、交通渋滞はほとんどあ りません。自動車専用道路が高度に発達しているからですね。しかし、大気汚染 はひどい。香港自体が発生させる大気汚染ではなく、隣の中国からくる大気汚染 なのですから、香港政府としては、手の打ち所が無いということでしょうね。 1位のシンガポールと、2位の日本との差、「1.51」は、どんな項目なの か、それに興味がありますが、残念ながらこのコラムでは触れられていません。 交通渋滞などがあるのでしょうかね。 |
フリーマーケット 2003/05/21 | |
日本ではすっかり定着しているフリーマーケット、その人気を参考に、香港で
も開催されているようです。
厳密には、フリーマーケットとは言えないですが、個人が公園などでお店を開 くイベントは、これまでもしばしば開催されていました。私も、そんなイベント の一つ、ディスカバリーベイの船着場前の広場でのマーケットに参加したことが あります。 厳密にはフリーマーケットとは言えない理由は、かなりの額の出店料を払わな ければならないことです。けっきょく、私の場合は、利益と出店料がほぼ同じ、 開催された二日間が無給になっただけ、ただし、充分に楽しめたのでそれで良かっ たのですが。 今回のイベントも、「フリー」とは書かれていますが、出店数がはっきりして いることから、同じように出店料を徴収するシステムではないかと思っています が、どうなんでしょうね。 参加した私の経験からは、日本のそれとはちょっと違っていると思います。理 由は、まったく素人が出店しているのではなく、それなりに仕入のルートを持っ ている素人。つまり、販売は本職ではないが、商品を扱っている。そんな市民が 参加しているようだったからです。自宅の不要品を売っているという感覚ではな く、直接仕入の格安販売、そんな感じでした。 |
SARS博物館展示 2003/05/20 | |
転んでもただでは起きない香港人というと、怒られるかもしれませんが、SA
RS禍にまみれてしまった香港で、SARSをテーマの常設展示を計画する博物
館があるようです。
まだまだ収まったとは言えない香港のSARSですが、博物館ネタにしてしま おうということは、一種のシャレかなと、感じてしまうのは不謹慎でしょうね。 20日間患者発生がなければ、WHOからの撲滅お墨付きがもらえるはずだっ たシンガポールでさえ、19日目に患者が発生してしまってその宣言も夢で終わっ てしまいましたね。香港に自由に行き来できるようになるには、あとどのくらい かかるのでしょう。 そろそろ、禁断症状が出始めている同僚もいる(^ム^;)、華南ドップリの職場に 勤めていますから、気になってしかたがありません。 |
香港内ツアー 2003/05/16 | |
SARSで意気消沈してしまっている香港と思っていたのですが、そこはたく
ましい香港人ですね。時間が経過すれば、それなりのことを考え出してくる。
香港−東京便の航空券が、1万5千円とは魅力的ですね。それも、格安ツアー ではなく、チケットそのものですから、自由に日程を決めて行き来ができる切符 です。 こんな値段なら、5〜6枚買っておいて、それこそサンダル履きでラーメンを 食べに行けますね(^0_0^) 日本でもこんな企画をしてくれないでしょうかね。 |
SARSに負けず飲み会 2003/05/15 | |
私が香港に住んでいた頃に立ち上げた香港在住者の集まりが、16日に宴会を開催します。
松下君は、後輩ですが、日本の代表的な文房具会社の香港法人の社長です。まだ若いですが、家族帯同でがんばっています。 この会は、明治大学の香港OB会をベースに、友達だろうが知人だろうが、人種も国籍も問わず、楽しく 飲もう、それがテーマです。参加は自由です。 今回は、幹事の一人、日本のお菓子会社の香港駐在員が、帰国する送別会を兼ねた宴会とか、もし、今、香港に居て、いっしょに 飲みたい方、彼の携帯電話にコールして下さい。佐々木の紹介と言っていただければ、ウエルカムのはずですよ。 SARSでちょっと静かな香港ですが、まあ、盛り上がりましょうね(^0_0^) |
運賃値下げ 2003/05/14 | |
バブルの崩壊など、景気そのものの衰退からくる需要の停滞が原因になってい
る悪い結果としての物価下落と、物を低コストで生産供給できる中国産品の流入
による良い結果としての物の値段の低下が続く日本でも、運賃を始めとする公共
性の高い料金はなかなか下がりませんね。そんな中、タクシー料金の値下げの話
題が香港から届いています。
2キロの初乗り料金が、約230円と、日本の3分の1ほどと安い香港です。 しかも、料金を下げれば乗客が戻ってくると試算されています。ということは、 もし、香港で日本並みの料金にしたら、利用客はほとんどいなくなってしまうと いうことになるのかも知れません。そして、運転手の収入が減る。 逆に、料金を下げれば、客が増え、収入が増える。 この考え方を、ぜひ、日本のタクシー会社にも持って欲しいと思っています。 |
収集癖 2003/05/13 | |
テレビのルポ番組に、「捨てられない女」なんてタイトルを時々見かけます。
日本だけの傾向かと思っていたら、香港にもありました。
最近、日本のテレビで取り上げた女性も、60歳代の女性でした。それらの女 性(男性も少ないがあるようですが)に共通していることは、孤独であること。 田舎ではなく、かなり繁華な都会に住み、そこそこの暮らしをしていた人が、 なにかが引き金となり、精神的に極端な孤独感に見舞われたような場合、この症 状になるようですね。 物に執着し、それを集めることで、孤独感を薄めているのでしょうね。一種の 文明病・先進国病なのかも知れません。 これから、ますます、そんな人が増えるでしょうね。社会全体に課せられた課 題の一つになることは確実ですね。 |
DFSで大バーゲン 2003/05/06 | |
SARS問題で観光客が激減し、売上も落ちているからなのでしょうね。香港を代表する、観光客向の高級ショッピングセンター、
DFSギャラリア香港から、香港在住のVIPカード保有者(「Albertの面白いものみっけ」No.40にて紹介しています)を対象に、
大型バーゲンの案内が届きました。
香港に勤めていた事務所に届き、日本まで転送されてきたので、手元に届いた今日となっては、2日違いですでに終わってはいますが、 もっと早く届いたとしても、行くわけにもならないので、同じですがね(^ム^;) 観光客が少ないのならば、香港在住の客をつかむしかない、苦慮している経営者の姿が見えるようですね。 DFSからはこれだけでしたが、転送されてきたDMの中には、良く行っていた韓国料理屋からの物もありました。このレストランは、 時々、顧客サービスの一貫として、HK$100(約1500円)のクーポン券を送ってきてくれるのですが、今回はなんと、HK$300 (約5000円)のクーポン券が入っていました。こちらの店も、客が少なく、実質的な値引きをしてでも、なんとか店に来て欲しい。 その表れなのでしょうね。 がんばれ! 香港。 |
ハイキングが大流行 2003/05/03 | |
SARS問題で意気消沈してしまっている香港ですが、日常のマスク生活から
逃れ、広いところで伸び伸びとしたいのでしょう、郊外でのハイキングが大流行
のようです。
岩盤の上に成り立っている香港です。地盤が固く、住宅を建設することが容易 なのは、海岸沿いの狭い部分だけ、逆に、意外なほど、自然がそのまま残った山 が多いのも香港の特徴です。 そんな山には、政府がハイキングコースを整備していて、手軽な散策もできる ようになっています。携帯電話の中継基地も整備され、都心から離れた山でも、 通話ができますから、事故があっても安心です。 私は参加したことはないのですが、毎週日曜日の朝、尖沙咀の九龍公園に集まっ て、グループハイキングする日本人のクラブがあるそうです。クラブメンバー以 外でも、だれでも参加自由のオープンな定例イベントだそうですよ。時々参加し ているという知人からの情報です。 室内の閉じ篭って運動不足になりがちな昨今です。香港だけではなく、日本で も、たまには軽ハイキングも良いですね(^ム^) |
体温測定 2003/04/25 | |
感染の封じ込めが、国としての重大事になっている香港・中国です。日本でも
開始した、出入境場での体温測定を開始したそうです。
香港側からの記事ですが、別の報道では、同じ羅湖の中国側では、すでに始まっ ているそうです。しかし、この中国製の測定器の精度が悪く、20%近くが、平 温なのに、高温と表示がでてしまい、現場で混乱が起こっているようです。 羅湖を使って中国に入る場合には、充分な時間の余裕を取る必要があるようです。 これも古い話になりますが、かつて、中国の技術系の大学を訪問したことがあ ります。応対をしてくれた工学部教授から、ぜひ見て欲しいと、ある装置を生産 している現場(といっても、大学院の研究室ですが)に案内されました。 造っていたのは、空港の管制装置でした。 教授に言わせると、「これまでは欧米から輸入していたので、とても高かった。 この大学で生産している装置は、性能はまったくひけを取らないが、値段は3分 の1以下で済んでいる」と、自慢していました。 その装置を見て驚きました。 人の命を預かるこの種の装置に使う部品と、個人の家庭で使う民生用の部品と はまったくその信頼性仕様が違うということは常識なのですが、その装置に使わ れている部品は民生用ばかり。中心になるコンピューターは、当時の日本でも入 門者用とランクされていたコンパックのローコストパソコン。業務連絡用の電話 機は、日本製の微弱のコードレス電話機。それも、量販店などで安売り商材に使 われるような安物だったのです。これならば、3分の1どころか、日本で作った ら10分の1以下でも作れると思いました。 信頼性に関する配慮がまったくない。ただただ、機能をまねればそれでできた と思い込んでいる。それが、中国を代表するトップクラスの大学での話でした。 中国のトップクラスの大学とはいっても、そのレベルは、日本の工業高校レベル だ。その時感じました。 まあ、それから一昔経っていますし、今は大きく変わっているとは思いますが、 信頼性に関しては、まだまだ、もしかすると、永遠に日本には追いつかないのか も知れないと、今でも思っています。 |
格安ツアーで巻き返し 2003/04/23 | |
SARS問題で、香港へのツアーが激減したことは理解できますが、逆に、香
港から出る方のツアーも、激減しているとのことです。
感染の不安から、意気消沈して自宅に篭っている気持ちもわかりますし、感染 地域ではない安全なところに行って、のびのびとしたい気持ちもわからないでも ありませんが、危険の輸出になってしまってはと、危惧するのは、受け入れ側の 心配です。 そんなことが、一種の差別にならないことを祈っています。 香港駐在員の社員が、打合で日本の本社に出張したいと言ってきたところ、し ばらく来るな。どうしても来るのなら、帰国してから10日間、自宅待機してか ら出社しろと言われ、「俺はバイキンじゃあない」と怒ったとか。笑えない笑い 話も伝わってきます(^ム^;) |
空港で検温実施 2003/04/18 | |
SARSの輸出国という、不名誉な評判が立ちつつある香港です。香港発の感
染者を食い止めようと、対策が開始されました。
このままでは、香港発便の着陸を禁止するなどの、最悪の事態になってしまう と、香港政府も危機感を募らせているのでしょうね。 広東省では、昨年末から始まっていましたが、香港に飛び火してから1ヶ月を 超えた今、いまだに有効な対策が確立していない。感染症の専門家に言わせれば、 そんなに簡単に対策など確立できるはずもないとは言うでしょうけれど、今や、 日本のと言っても過言ではない華南地区の生産拠点です。このまま長期化した場 合の、香港のみならず、日本の経済に与えるダメージの大きさが心配です。 |
領事館での説明を一部訂正 2003/04/17 |
11日付けで、このページにも掲載している、香港総領事館での医務官の説明につき、今日付けの日本国内の新聞記事によると、
修正が必要なようです。
(1)の回答の中に、「発症前の人からは感染しない」との記述がありますが、厚生省の公式見解では、「発症前の人からも、感染の危険はぬぐえない」という ニュアンスのようです。 (4)の回答の中で、「香港では治療法が確立している」という表現がありますが、これも、政府の公式見解では、「対処療法はあるが、SARSに対しての治療法は確立していない」と なっていて食い違います。 領事館での説明会では、なんと言っても渦中の場での説明ですので、なるべく心配させないようにとの配慮が働いたのでしょうね。希望的観測が少し多めに味付けされて 香港での公式見解になってしまったようです。あの記事のまま、香港領事館のホームページにも掲載されているようなので、近日中に訂正がされると思います。 話は変わりますが、今日、仕事の打合もあり、香港事務所の同僚と電話で30分ほど話しをしました。(国際電話ではありません。専用線を買い切っているので、内線電話で香港とは話ができるのです(^0_0^) さぞ、心配でめげているのかと思っていましたが、意外なくらいに明るく、本人も自分が罹病することについては、あまり気にしていない(ごくまれなことと認識している)とのことです。ただ、たった一人でも、ビル内に勤務する社員に発病者が出ると、ビル内のすべての会社が業務停止になる法律が 通っているらしく、そちらを心配していました。在宅勤務や、規制の厳しくない中国側に臨時事務所を設営し、業務を続ける策を検討しているようです。 まあ、長引けば長引くほど、緊張状態を維持することは難しいですし、元々は楽天的な香港人ですから、それほど遠くない内に、活気は戻ってくる(SARSは解決されなくても)のではないかと、思っています。 |
バスが減便 2003/04/17 | |
SARSの嵐が吹き荒れる香港です。路線バスは、人ごみでの感染の危険を感
じる乗客から嫌われ、利用者が減っているようです。
どうやら。空気感染の疑いは薄くなっているとは言っても、人ごみでは飛沫感 染が起こる。狭い空間に否応なしに閉じ込められる、地下鉄やバスが嫌われてい るようです。 しかし、庶民の通勤の足はバスか地下鉄です。嫌われたとなると、次は、出社 が嫌われる。でも、仕事はしなければならない。 そこで登場するのが「在宅勤務」ですね。 仕事の種類によっては、パソコンで各種のデータのやり取りが中心になります。 そんな仕事ならば、事務所にホストサーバーを置き、電話回線で自宅のパソコン と接続、打合は電話で行い、データも電話回線で送る。 すでに、私の知っている会社でも、そんな体制に向けての動きが加速していま す。 |
香港政府が怒っています 2003/04/12 | |
SARS騒動真っ只中の香港ですが、政府きっての女傑、イップさんが怒って
います。
なんとも、すばやい対応と言えなくも無いマレーシア政府の対策ですが、確か に、特区パスポート所持者は全面禁止、その他は健康診断書の提出、一方、例え ば香港在住の日本人ならば、いっさいお構いなしとなると、不公平だとクレーム したくなる気持ちも解りますね。 小柄で小太り、ぼさぼさの髪型、女性ですが、どちらかと言うと怖い顔立ちの イップ女史は、こわ持ての保安局長官であるだけに、サドの女王になぞられ、な にかとマスコミからは揶揄の対象としてマンガ化されてしまう、逆説ですが楽し いキャラクターの女性です。怒っているとすると、ちょっと怖い(^ム^;) 香港ではついに感染者が千人を越えました。となりの広東省では2千人を超え ていることは確実でしょう。しかし、同じ隣のマカオでは感染者はまったくでて いないそうです。マカオ政府は、防疫体制が完璧だからと、自画自賛しています が、その差はなんなんでしょうかね。 このホームページの中に、マカオ観光局が監修している観光案内サイトへのリンクを 張りました。そのトップページに、そのことが誇らしげにかかれていますよ。 http://homepage3.nifty.com/albsasaki/sub40306.html |
SARS予防法 2003/04/11 | |
SARSが猛威を振るっている香港で、外務省の医務館が香港在住日本人を対
象に説明会を行いました。本来の引用のルールでは、全文掲載は違反なのですが、
事が事だけに、許されると判断し、全文を掲載します。
かなり、楽観的な、言い換えると、住民を安心させるための説明との感じがし ます。100%信じられないかも知れませんね。 ただ、もしこの通りだとすると、苦しい思いをして医療用のマスクをしなくて も、狭い場所に入った時にだけ、タオルや手ぬぐいで鼻や口の周りを覆えば済ん でしまいますね。 |
SARS予防方法説明会 2003/04/10 | |
香港総領事館が、SARSに関する在住者への電話とファックスでの相談窓口を開設しました。
今月末までには、最大で4000人規模の感染者が予想されています。ただ、これまでの新種ウイルスに比べると、 死亡率ははるかに低いことが、今回のSARSのせめてもの幸いです。早めに感染を確認し、適切な処置を受けることしか、 当面の対応策はないでしょう。 |
2004年の祭日 2003/04/08 | |
香港政府より、来年、2004年の祭日が決定したとの発表がありました。
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レスリー自殺 2003/04/05 | |
香港の人気スター「レスリー」の自殺については、日本のマスコミも大きく取
り上げていましたね。
日本でも、人気が絶頂のタレントや歌手が、突然自殺するという事件が過去に 何度もありましたね。マスコミに露出する部分と、本人の個人的な部分とが乖離 していて、一般の人には見えない部分での葛藤があるのでしょう。 10年を越える不況に打ちのめされ続けている日本ですが、元気な香港も、S ARSに続くイラク戦争、それに加えての人気者の自殺。元気を無しくしいるで しょうね。 |
WHOが渡航延期勧告 2003/04/02 |
ついに、WHOが、香港と広東省に対する渡航を延期するよう勧告をだしましたね。 徐々に解明は進んでいるような報道も見かけるのですが、香港から乗った飛行機の機内での発症事例が次々に報告される 状況になり、香港中国から見た海外への広がりを押さえたいとの気持ちが伝わってきます。まるで、香港広東省を隔離するかのような 事態ですね。 私が勤めていた香港の会社が入っているビルでも、テナント会社社員の家族に発症者が出たことから、今日、消毒が行われたそうです。 合わせて、その社員自身は10日ほどの自宅待機となりました、ビル内の会社は、明日から通常勤務体制との結論になったようです。 この決定を伝えるメールを読みましたが(私のアカウントがまだ残っているので、この管理会社からの通達は今でも受け取っています)、 ピリピリしている様子がうかがえます。 早く収まって楽しい香港が戻ってくることを、心から祈っています。 |
日本人の感染 2003/04/01 | |
新聞などで、日本人の幼児がSARSに感染したとのニュースが伝わりました
が、誤報だったようです。
まずは良かったということですが、そうは言っても、これだけ広まりつつある のですから、時間の問題かも知れませんね。ニュースに一喜一憂するのもあまり 意味がありませんね。 いずれにしても、1日も早い、原因の究明と治療法の確立、感染拡大の沈静化 を望んでいます。 |