香港アジア四方山話(2006年)  このページをお気に入りに
  ↑ボタンをクリック
 この部屋では、香港とアジアの四方山話を、現地発の新聞記事やコラムなどを題材に、独断と多少の偏見を混めて書き綴っています。


 クリスマスイブ・イベント(香港)  2006/12/11
 暑くも無く寒くも無い。湿潤な香港としては、乾燥していて過ごしやすい。クリスマスシーズンは、香港のベストシーズンです。

 クリスマスイブに広東道で紙吹雪
 12月24日22時からチムサーチョイの広東道で「聖誕(クリスマス)ストリートパーティー」が開催される。
 7日付『東方日報』によると、このイベントは広東道協会が主催し、特設ステージでさまざまなパフォーマンスを行う。
 紙吹雪を使ってロマンチックなホワイトクリスマスを演出するほか、80フィートと100フィートの高さから花火を 打ち上げる。有名バンド、ウィナーズによる演奏も予定している。当日は2万人の人出が見込まれるという。
 ステージに近いVIPエリアの入場券は100ドル以上寄付すると手に入る。入場券は12月14日の昼12時〜21時に 海洋中心(オーシャンセンター)1Fなどで扱う予定。
             The香港2006年12月8日号より

 市内のいたるところに道教(儒教)系の寺院があり、チムサッツイにはイスラム教のモスクが堂々とした威容を誇っています。

 そんな中で、あるにはあるのですが、キリスト教会はあまり目立たない香港です。

 でも、お祭り好きは香港人の特徴の一つ。貴重な観光資源でもあるので、香港のクリスマスは盛んです。

 圧巻なのは、正月にかけての、ビルのイルミネーションですが、このイブのイベントも盛んです。

 百万ドルの夜景に、イルミネーションが加わって数百万ドルに跳ね上がった夜景(^ム^;)をバックに、恋人とそぞろ歩く。

 実現しない夢かも知れませんが(;_;)

 ディズニーランドクリスマスイベント(香港)  2006/11/10
 あっという間に年末が近づいています。あちこちでクリスマスイベントが。

 香港ディズニー、クリスマスイベント開催
 香港ディズニーランドは11月11日〜12月31日をクリスマス期間として、 「奇妙聖誕(マジカルクリスマス)」と称した一連のイベント、特製グッズやクリスマス料理などを用意している。
 高さ60フィートのツリーがタウンスクエアに飾られ、毎日午後6時15分(12月は午後6時)からミッキーマウスと 聖歌隊による点灯式が行われる。雪を模した泡のシャワーが降らせる。 大劇場(オペラハウス)は「サンタクロース」が登場し、子供たちの願いを聞く。
             The香港2006年11月10日号より

 大きな期待を持ってオープンした香港ディズニーランドですが、開園後、あまりパッとしない気がしています。

 日本のディズニーランドも、大きく客足が落ちたとも聴かないし……。

 そういえば、上海ディズニーランドの話題はどうなったのだろう。

 孫文切り絵展(香港)  2006/10/12
 最近はあまり見かけなくなりましたが、中国というと切り絵ですね。

 孫文生誕140周年の切り絵展開催
 今月18日から来年1月15日まで、香港歴史博物館で孫文(孫中山)の肖像などの切り絵展 「偉人的芸術剪現―記念孫中山先生誕辰140周年展覧」が開催される。
 これは今年11月12日の孫文生誕14周年を記念して康楽及文化事務署と中国芸術剪紙協会が合同で主催するもの。
 孫文の代表的な写真30点を基に中国本土の著名な切り絵芸術家、廬雪巧氏が孫文の生涯を切り絵で表現した作品が 展示されるという。
 11日付『星島日報』が伝えた。
             The香港2006年10月12日号より

 最初に中国の切り絵を手にしたのは、中学生(40年以上前)くらいだったと思います。

 アマチュア無線を趣味としていた私が、中国のある放送局にレポートを提出したお礼にと、送られてきた郵便物の中に入っていました。精密な作製技術に驚いたことを記憶しています。

 その後、中国といえば切り絵とイメージされるくらい、各所で目にするようになったのですが、その後、あまり見かけなくなったのは寂しい限りです。

 中国工芸の素晴らしい技術の一つと思っている切り絵です。香港で開催される展示会には、すばらしい作品が展示されることでしょう。

 上海蟹準備は着々(香港)  2006/10/07
 いよいよ、上海蟹のシーズン到来です。

 上海ガニ、サンプル検査は全合格
 食物安全センターは5日、今シーズンの上海ガニを抽出検査した結果、「24個のサンプルすべて合格」と発表した。  寄生虫、重金属、残留薬物などの有無を確認する微生物検査および化学検査を行った。
 同センターの医師は、上海ガニは鮮度の良いもの、管理のしっかりした店を選び、特にみそは高コレステロールである ことから食べ過ぎに注意するよう呼び掛けた。
 万一、寄生虫や細菌が付着していた場合、塩、酢、酒、わさびなどの調味料で殺菌できないので、 生食は避けた方がいいという。
 このほか6日付『星島日報』で上海ガニの取扱大手は「今年から自主検査を行い、安全を確かめてから販売する」と 語っている。この業者によると、今年は中国本土の湖の水温が高めで水揚げ量が少ないため相場は約10%高という。
             The香港2006年10月6日号より

 とかく、中国の漁農産品については、安全性に問題がと思われていますが、さすがに香港ですね、しっかりと検査をしています。

 文中に『生食は避けた方がいい』とありますね。上海蟹というと、蒸して食べるものと思っていました。生で食べる食べ方もあるのですね。

 危険と言われても、生食が好きな日本人です。ちょっと食べてみたい気もしますね。

 10月初旬はホテル高(香港)  2006/09/29
 まもなく、中国の大型連休が始まります。これに対応し、香港のホテル宿泊料金が値上がりしています。

 国慶節、香港のホテルは10〜15%高
 10月1日の国慶節(中国の建国記念日)からの中国本土の大型連休で、香港のホテルは宿泊料金が通常の 10〜15%高となるもようだ。
 27日付『明報』によると、ホテル業協会が会員ホテルのアンケート調査を行った結果、直前まで予約が入ることを考え、 客室予約率は昨年同様の81〜83%になるとみている。約40万人が本土から香港を訪れ、そのうち9万人がツアー客。 本土客は3つ星クラスのホテルを主に利用するが、5つ星クラスでも本土客の利用が増えているという。
             The香港2006年9月28日号より

 日本のホテル料金にも、割引はあるものの、公定料金を変更することはまずありませんね。

 つまり、安くなることはあっても、高くなることはない。でも、香港流は違います。需要と供給とで料金が変化する。

 いえ、表向きは、高い公定料金があらかじめ設定されていて、通常は、各種割引を適用して安くしているのです。安い料金が事実上の 公定料金化しているのです。それが、繁忙期や、予約なしの飛び込み客などには(態度が悪いと?)、割引が適用されないことがあるのです。

 もう、ずいぶん前のことなので、忘れた人も多いと思いますが、そんな事情を知らない日本人の新聞記者が、飛び込みで宿泊しようとして、 フロントで提示された料金が、同時にチェックインしていた欧米人の料金に比べ不当に高い(欧米人は予約済みだった)と腹を立て、日本の 新聞に『香港のホテルは日本人客を食い物にしている』とのキャンペーンを張ったことがあり、日本からの観光客が激減したことがありました。

 常識の違う状況であるにもかかわらず、自分の常識で主張する。現在の若いジャーナリストには、良く見かける傾向ではありますがね(^ム^;)

 制服姿で喫煙(香港)  2006/09/18
 どこの国にも不良少女はいるものです。日本の彼女たちは、意気がってからか、奇妙な服装をしていてすぐに判ります。でも、香港では、 そんなおかしげな服装の少女を見かけることはほとんどありません。

 60%の店が制服姿の学生にたばこ販売
 7、8月に防止青少年吸煙委員会は未成年のボランティアの協力を得て香港域内1250軒の売店や新聞スタンドなどで 学生にたばこを販売するかどうかの調査を行った。結果、60%以上が制服姿の学生にたばこを販売し、 制服を着ていなかった場合も含めると全体の80%以上の店が未成年にたばこの販売をしていることが分かった。
 同委員会では、立法会で審議中の喫煙条例の改正案に制服姿の学生へのたばこの販売禁止の項目を盛り込むよう要求する構えだ。
 14日付『星島日報』が伝えた。
             The香港2006年9月15日号より

 セーラー服の制服を、きちっと着たかわいらしい女学生が、人がたくさん歩いている香港の大通りのバス停で、バスを待ちながら、 ごくごく自然にたばこを吸っているのを初めて見かけたときは驚きました。

 もちろん、香港も未成年の喫煙は禁止されています。

 初めは、禁止はされていても、香港人は青少年の喫煙に寛大なのかな、そう思っていましたが、違うようです。

 ようするに、服装感覚の違いではないかと思うようになりました。不良少女である彼女たちこそ、服装感覚に敏感です。通学途上ではない自分の時間には、 日本の若い女性用のファッション雑誌から抜け出したような、センスの良い服装をするのです。

 日本の不良少女の服装感覚は、ちょっと異様。わざと不恰好にしている。江戸時代も、旗本の不良少年たちが、派手に過ぎる奇抜な服装で練り歩いたとの 記録があります。このあたりに、日本人文化の特異性がありそうですね。

 中国製テレビで火事(香港)  2006/09/15
 日本でも同様の事故が起こっていますが、香港でも中国製家電による事故が多発しています。

 中国製テレビ、部品が老朽化して発火
 12日、屯門のアパートの1室で中国製テレビが突然発火し、ぼやを起こす騒ぎがあった。
 13日付『りんご日報』によると、発火したのは7年前に中国本土で購入した本土製「SKYWORTH」の 29インチ型テレビ。家族がテレビを見ている最中に後ろ側から黒煙を上げて燃え始めた。
 消防隊員が駆け付けた時には火はすでに消し止められており、けが人は無かった。出火の原因は部品の老朽化とみられている。 また、同日は石●尾でも扇風機から発火する事故があった。原因は家人が早朝から午後3時まで扇風機を消し忘れて外出し、 長時間にわたる使用で部品が過熱したためという。【●=鋏のへんが石】
             The香港2006年9月14日号より

 ある用事で、シンセンの日系テレビメーカーの開発センターを訪問しました。その会社の施設を一部借用する用件ですから、 製品とは無関係な用事ではありましたが、そのメーカーが、かつては大きな利益を確保していた会社だったのが、その時には見る影も ないほど、営業成績が落ちていることを聴いていたので、設計責任者に理由を質問をしてみました。

 返ってきた答えは、

『中国国営企業の製品とは、価格競争にならないですよ。私たちは日系ですから、安全をまず第一に考えて一つ一つの部品を選びますが、かれらは 機能すればそれでよい、安全なんてまったく頓着していないとしか思えない無いような信頼性の低い、したがって信じられないほど安い部品を使うんですからね』

 その話をしていたのが、ちょうど7年前くらいですから、燃えたこのテレビは、その当時に生産されたものでしょう。

 今はそんなことは無いだろう。そう思うのは、中国を正しく理解していないからかも知れませんが(^ム^;)

 上海蟹が高い(香港)  2006/09/14
 たかが上海蟹、されど上海蟹。上海蟹は香港で食べるのに限ります。

 上海ガニ、例年の15%高
 秋は上海ガニのシーズン。カニの販売業者によれば、上海ガニの名産地として知られる太湖、陽澄湖産のカニが 早ければ今月20日には香港に入荷するという。
 ここ数カ月、中国本土では湖の水温が高かったことからカニの成長が遅く、水揚量は少ないと見られる。 このため小売り価格は昨年より10〜15%高くなる見込み。
 12日付『東方日報』が伝えた。
             The香港2006年9月14日号より

 上海蟹は上海が本場と、中国人や中国内に駐在した日本人が良く言いますが、それは香港を知らないからです。

 『良質な蟹は香港に出荷済み。上海に残っているのは二流品』との事実を(^0_0^)

 まあ、それは良いとして、香港には良質の蟹が輸入され、シーズンになると、街の各所に蟹の直売店が店を開きます。 もちろん、レストランのメニューにも組み込まれます。あきれるほど、高いですが。

 上海蟹のシーズンは真近、そろそろ、取材に行こうかな(^0_0^)

 大仏(香港)  2006/09/13
 香港にも大仏があります。新空港のあるランタオ島の山の上にあるのですが、そこまで一気に登るロープウエーが運行を開始します。

 東涌ロープウエー、18日より一般乗車
 ランタオ島のロープウエー「昂坪360」が18日午後1時より一般乗車を開始する。
 昂坪360はMTR東涌駅前から大仏のある昂坪までの5.7キロメートルを約20〜25分で結ぶ。
 18日の乗車チケットは1枚88ドル。1688枚を用意し、東涌と昂坪のカウンターで13日に発売する。
 昂坪360は当初6月24日に開通式を予定していたが、試乗の際にコンピューターシステムの不具合からホーム内で ゴンドラがぶつかる事故があったために延期。設備を点検した後、8月30日から試乗会を再開していた。
             The香港2006年9月12日号より

 空港のすぐ隣にある街『東涌』の地下鉄駅から、大仏のある『昂坪』まで、これまでは路線バスか徒歩でしたが、便利にります。

 所要時間は待ち時間を入れても往復1時間ほど、トランジェットなど、空港で2時間くらいの空き時間があれば、観光してこれそうです。

 新しい観光地ではありませんが、このロープウエーの開通で、少なくとも新しい観光の目玉にはなるでしょうね。
 テング熱にご注意(香港)  2006/09/05
 この季節になると話題となる『テング熱』が、香港周辺で猛威を振るっているようです。

 広東省のデング熱流行に注意喚起
 広東省でデング熱の感染者が増えていることについて、香港の衛生防護センター(CHP)は4日、 「広東省と香港との往来は頻繁であり、感染地域へ出掛ける人は警戒を高めるように」と注意を喚起した。
 4日付『明報』によると、越秀区、茘湾区、海珠区などの昔からの市街地に患者が集中しており、 同日の無線電視(TVB)ニュースは、香港の大手旅行代理店が茘湾での観光をツアーコースから一時的にとりやめていると 伝えた。
             The香港2006年9月5日号より

 香港自体は、近代国家であり衛生状態も悪くは無いのですが、なにしろ、中国と隣接し、昔とは違い、ほぼ自由に行き来ができてしまう地域です。ハワイやグアム・サイパンなどとは 違うということを、心して旅行することをお勧めします。

 身体の不調を感じたら、無理せず、病院に行くことです。それも、大きな病院ではなく、都心の大型ビルの中にある診療所の方が信用できます。

 大病院に勤めている医師は、独立するだけの力の無い医師。技量があり、有力な客を得ている優秀な医師は独立して診療所を開く。それが、香港流ですから。

 もっとも、保険は利きませんから、高いですけどね。

 香港は冷蔵庫?(香港)  2006/07/25
 香港の夏は寒い。香港通ならば意味が解りますね。

「都市冷蔵庫」平均23.8度
 環境保護団体「地球之友」による「都市冷蔵庫(冷房が効きすぎた公共施設)」の調査で、「寒い」と 通報があった126カ所の室温を計ったところ平均23.8度だった。
 最も低かったのはファストフード「大家楽」旺角中心店の18.8度。地球之友では室温25.5度設定と クールビズ同様の軽装を提唱している。
 昨年の調査では平均22.5度だった。22日付『明報』が伝えた。
             The香港2006年7月25日号より

 日本だと、オフィスやレストランなどは25度前後くらい、スーパーマーケットなどは、生鮮食料品を扱うので、これよりも少し 低いくらいでしょう。

 でも、香港の室内は寒い。寒くすることが高級と勘違いしているとさえ思ってしまいます。18.8度なんて、セーターが必要な気温ですものね。

 香港に旅行するには、薄手でも良いですから、長袖のサマーセーターかウインドブレーカーを持参することをお勧めします。

 猫フェア(香港)  2006/07/13
 ドックショーは盛んに開催されていますが、そういえば、猫のショーはあまり聞いたことがありません。

 アジア初の猫フェア開催
 8月5、6日の2日間、湾仔のコンベンション・アンド・エキシビションセンターでアジア初の猫フェアと 第10回猫チャンピオン展が催される。
 12日付『星島日報』によれば、フェアでは猫に関するさまざまな商品の展示即売と猫のイラスト、写真、 世界各国の猫に関する珍しい品を公開し、撮影大会やイラストレーターが飼い主と猫の絵をその場で 描くサービスなども行う。
 また昨年、猫チャンピオン展で賞を受賞した猫のショーも予定してい。主催者側はこのフェアで延べ2万人の 入場者を見込んでいるという。
             The香港2006年7月13日号より

 アジア初とは、ちょっと大げさな気もしますが、確かに珍しい。

 猫大好き人間の私としては、ちょっと行ってみたい気もします。

 香港には6年住みましたが、犬に比べて猫を見かけることは少なかったと記憶しています。それでも、古いアパートの庇の上などで昼寝する 猫を見ています。香港にも猫好きは少なくないのでしょうね。

 残留農薬濃度(香港)  2006/06/21
 ほとんどの生鮮野菜を、中国本土からの輸入に頼っている香港です。農薬漬けの中国農業です。心配する香港人が多いと思います。

 そんな中、政府の発表です。
 野菜の残留農薬、検査を強化
 中国本土産野菜の残留農薬問題が報じられる中、食物環境衛生署は20日、 「すでに先日、スーパーマーケットより39件のサンプルを採取し、化学検査した結果、すべて合格だった」と あらためて発表した。
 また、同署は国家質量監督検験検疫総局と協力して、香港への出荷認可を受けた農場・市場のリストを当局の ウェブサイトで公開し、これを同署のサイトにリンクさせるよう作業を進めていると説明した。
 さらに文錦渡食品管制事務処と税関の検査を強化し、産地不明の食品の流入を防ぐと表明した。
             The香港2006年6月21日号より

 この発表、ちょっと「?」があります。

 サンプル採取が「スーパーマーケット」に限られているからです。

 香港で売られる野菜は、大型チエーン店の「スーパー」と、城市と呼ばれる個人商店が集まった市場(朝市であることも多い)で販売されています。

 「スーパー」は、日系をはじめとした大手資本の経営であり、値段は高いが衛生的な商品を売ることで存在していますが、 輸入したての鮮度の高い野菜は、ローカルの市場で驚くほど安く売られています。

 前者の野菜には、ところどころ虫食いなどがあるのですが、後者にはまったく無く、妙に新鮮そうに青々としています。おそらく農薬漬け栽培野菜。

 この発表は、ローカル市場からはサンプルを採取せず、安全が保証されている「スーパー」からだけ採取しているとも思えてしまいます。

 街のレストランなどは、値段の高い「スーパー」の野菜を材料に使うはずは無い。ローカル市場から仕入れているでしょう。

 そんなことから、この発表は信じられない私です。

 ショッピング祭り(香港)  2006/06/13
 香港政府観光局主催にて24日から約2ヶ月間にわたり、ショッピング祭りが開催されます。

 ショッピング祭り、24日から
 香港政府観光局(HKTB)主催のプロモーション「香港購物節(ホンコン・ショッピング・ フェスティバル)」が今年は6月24日〜8月31日に行われる。
 7500軒以上のショップが参加し、ここでレシート1枚につき300ドル以上を消費すると ラッキードローチケットが進呈される。59万ドル相当の高級腕時計など計113個、 総額270万ドルの賞品を用意した。
 チムサーチョイのプロムナードでは「アクアファンタジア」と題したショーが毎晩7時半、 8時半、9時、9時半に披露され、毎週土曜夜には花火も加わる。また、ビクトリア湾を 舞台にした光と音楽のショー「幻彩詠香江(シンフォニー・オブ・ライツ)」が 6月24、25日と7月1、2日の夜に行われる。
             The香港2006年6月13日号より

 『ラッキードロー』とは、日本式に言うと『福引』です。

 雨季に入り雨が多く、晴れれば暑いこの時期です。減少しがちな観光客に向けてのイベントでしょうね。

 模倣品販売所摘発(香港)  2006/06/09
 時々、思い出したように行われる摘発です。雨後の竹の子のこの種の業者です。まあ、摘発しても、あまり効果はないと思います。

 ブランド模倣品、販売所を摘発
 香港税関は8日、チムサーチョイでブランド模倣品の販売所を摘発し、高級ブランド品を模した衣類、革製品、時計など 総額100万ドル相当を押収した。
 同日の香港電台(RTHK)ニュースによると、偽ブランド品の陳列室となっていたのは北京道、ハンフリーアベニュー、 ネーザンロードにある3カ所。街頭で客引きをして陳列室へ誘導していたとみて、南アジア系の男性7人を連行した。
             The香港2006年6月9日号より

 チムサッツイや旺角の裏通りを歩いていると、外国人と見て声をかけられます。

 「ニセモノあるよ」

 なかなか上手な日本語です。南アジア系だけではなく、アラブ系も多い。

 この種の業者は悪質ではありません。初めからニセモノとことわり、値段もそれなにの価格で売るのです。本物と偽りだましているのでは 無いのですからね。

 まあ、香港の風物詩の一つと言ったら、叱られるかも知れませんけどね。

 メイドの最低賃金(香港)  2006/06/02
 香港では、中流クラスの家庭に住み込みのメイドがいるのが普通です。では、その給料は?

 外国籍アマの最低賃金、引き上げ
 特区政府は5月30日、外国籍メード(アマ)の最低賃金を現行の月額3320ドルから80ドル引き上げ、 同3400ドルとすることを発表した。この水準は5月31日以降の雇用契約にすべて適用される。
 5月30日以前に契約してアマ本人が香港への入境手続きを済ませていない場合、6月27日までに入境事務処で 手続きを行うこと。
 「雇傭条例」により、この最低賃金を下回る給与で雇用した場合、雇用主に最高35万ドルの罰金もしくは3年以下の 禁固刑が科せられる。
             The香港2006年6月2日号より

 香港ドルで3400ドルというと、日本円で5万円強です。意外に感じるほど安い。

 まあ、住み込みですから、食・住はタダですから、ほとんど生活費はかからないとは言っても、このレベルの給与で 働いてくれるのです。この金額ならば、日本でも雇いたい家庭は多いでしょう。

 このアマさんのおかげで、香港では女性の社会進出が盛んなのです。

 子供は、アマさん(フィリピンが多い)に幼児の頃から育てられますから、自然に英語に親しむことになります。このメリットも大きいと思います。 家庭内でバイリンガルになるのです。

 フィリピン政府は、自国で教育したメイドを日本にも働きに出したいと考えていますが、日本政府が認めていないのです。

 少子化と労働人口の減少に悩む日本です。女性の労働人口化を推進する意味でも、私は認めても良いのではと思っています。

 大幅値引きにご用心(香港)  2006/05/19
 1年中がバーゲンセールのような香港です。同じ物ならば安く買えればそれに越したことはありませんが、あまりにも大きな値引きは要注意です。

 ヴィトンの模造品を買い付け罰金
 フランスの高級ブランド「ルイ・ヴィトン」のジュエリーの模造品を販売した宝飾品店の店員に罰金刑が下った。
 18日付『明報』によれば昨年9月、税関職員がチムサーチョイを巡回中、コピーと見られる商品を発見。 客を装って値引き交渉したところ、値札1万ドル程度の品が2000ドルになったため摘発に踏み切った。
 その後、ショッピングセンターや高級ホテル内の店舗で販売していたネックレス19本、ブレスレット3本を押収した。 問題の製品は昨年3月のジュエリーショーで買い付けたと説明し、裁判所ではバイヤーの知識不足から模造品を つかまされたとみて、店員2人にそれぞれ2万4000ドル、4万ドルの罰金を言い渡した。
             The香港2006年5月19日号より

 このニュース、注目すべき点は、ショッピングセンター内や高級ホテル内の店舗である点です。

 見るからに偽物を売っているようなお店で、客も偽物と納得して買うのならば、著作権法上での違法行為ではあっても、詐欺では 無いのですから、シャレの世界と考えればまだ許せますが、このケースでは、本物と偽って売っているのです。

 客は、本物を格安で買えたと思っている。売る方は、知っていて売っているのですから詐欺です。

 かつて、同僚が、高級ホテルも入っているショッピングセンター内の店で、値引き交渉の末安く買えたと自慢し、出張で香港に 来る同僚を盛んに紹介していたことがありました。そのお店は、もちろん本物も売るお店でしたが、強引な値引きを要求する客には、 値引きに応じる代わりに、偽物を渡していたのです(ようするに、物を見る目が無い客と馬鹿にされていた)。その後、このお店は 警察に摘発され潰れました。

 良い物が比較的安く買える香港ではありますが、良い物はそこそこの値段はするものです。安物買いで騙されないよう注意が必要ですよ。

 侯王廟(香港)  2006/05/18
 かつては英国の植民地だった香港です。それも、広州にあった租界が火事で崩壊した後に遷ってきたところです。あまり古い歴史を持つ土地ではありませんが、それでもいくつかは残っています。

「侯王廟」22日より公開
 九龍城連合道にある古寺「侯王廟」の修復工事が先ごろ完了した。侯王廟は宋代末期の皇太子の叔父で元の攻撃に 対抗した英雄、侯王を祭った廟で一級保護建築物に指定されている。
 総工費約400万ドルをかけて外壁などを修復したほか「許願閣」を増設。環境に優しい香炉、コンピューター管理 など新しい設備も導入した。5月22日から公開の予定だ。17日付『明報』が伝えた。
             The香港2006年5月18日号より

 このお寺は、最初に住んだマンションから近く、近くに大型スーパーマーケットがあったことから、毎日のように傍を通っていました。まあ、入ったのは数回でしたが。

 「お寺」の建物ですが、記事にも書かれているように、偉人を祭る社です。

 香港は仏教ではありません、道教の流れをくむ宗教(専門家ではないので正しい説明では無いかもしれませんが、明確な教義・経典を持つ神道と言えば近いと思います)です。 このお寺も、むしろ、日本の神社に近い感覚です。

 翌日無料優待(香港)  2006/05/11
 香港ディズニーランドの特別優待企画です。

 香港ディズニー、宿泊翌日の入園無料に
 香港ディズニーランドは5月13日〜9月30日、オフィシャルホテルの宿泊客が宿泊日に同園のチケットを購入すると、 宿泊翌日は無料で入場できる「酒店専用2天楽園門票(ステイ・アンド・プレー・フォー・2デイズ)」を発売する。
 香港ディズニーランドホテル、ディズニーハリウッドホテルのいずれでもチェックイン時に同チケットを購入できる。
 すでに通常のチケットを購入している宿泊予定者もチェックイン時に同チケットに交換できる。
 宿泊予約ホットラインは(香港)1830−830。
             The香港2006年5月11日号より

 鳴り物入りで開園した香港ディズニーランドですが、中国からの客が多いとの噂は聞くものの、日本人観光客の評価をあまり聞きません。

 東京ディズニーランドとの比較など、どこかのサイトにあるのでしょうか。

 まあ、自分で取材して評価すれば良いといわれてしまいそうですが。

 ヨン様がビクトリアピークに?(香港)  2006/05/02
 先日、日本のテレビでも報じられていました。

 ヨン様のほほ笑み、ろう人形館に
 ビクトリアピークにあるマダムタッソーのろう人形館では、韓国人俳優、ペ・ヨンジュンのろう人形を製作中だ。公開は今夏の予定。
 日本の「冬ソナ」ブームに象徴されるように、主演のテレビドラマ「冬のソナタ」は香港、中東、米国で放送され、 ペ・ヨンジュンが国際的人気を誇ることから、同館では「世界首映(レジェンド・オブ・シルバースクリーン)」エリアでの 展示を計画している。
             The香港2006年5月12日号より

 マダム・タッソーの蝋人形館というと、東京タワーの中にもありますね。有名すぎて、入ったことが無い(^ム^;)

 マダム・タッソーが亡くなってすでに160年近くも経ちますが、マダム・タッソの蝋人形館は、ロンドンを初め、日本にも数箇所、香港そのほか世界中にあります。 タッソーが確立した蝋人形制作技術は、今でも行き続けているのですね。

 さて、話題のヨン様。東京タワーや日本国内の蝋人形館にはなさそうですから、見たかったら香港に行くしかないでしょう。ロンドンにあるとは思えませんから(^ム^;)

 5月連休はスペシャルデー(香港)  2006/04/28

 中国も5月1日のメーデーを挟んで大型連休となります。中国からの観光客を当て込み、香港ディズニーランドは 特別企画を実施します。
 ディズニー、黄金週間は特別日
 5月1日からの中国本土の大型連休「黄金週間」に備え、香港ディズニーランドは 4月30日〜5月6日、チケット区分を「特別日子(スペシャルデー)」とし、 来園当日の日付が明記されたチケットのみ入場できる。
 この期間、「ゴールデンミッキー」「フェスティバル・オブ・ライオンキング」には簡体字の 字幕が付けられる。
 午後1時、午後3時半からのパレードでは、ミッキーマウスとミニーマウスが金色の特別衣装を 着けて登場する。
             The香港2006年4月28日号より

 金色大好きな中国の人たちです。

 ちょっと日本では考えにくい金色の衣装ですね。まあ、中国らしくて良いとも思えますが……(^ム^;)

 アニメソングコンサート(香港)  2006/03/30
 世界的に人気の高い日本のアニメ。そのコンサートが香港に遠征です。

 日本のアニメソング、5月にコンサート
 来る5月12、13日に九龍湾国際展覧貿易中心(HITEC)で「スーパーロボットスピリッツ・ ライブ・イン・ホンコン2006」が開催される。
 このコンサートは日本のアニメソングを歌う水木一郎、堀江美都子らが97年から年3回日本国内で行っている ライブの香港公演。入場券は280ドル、450ドルで、いずれもスタンディングの自由席。
 4月1日から香港域内のCDショップ「HMV」と旺角の信和中心にある「ECHO」で発売予定。 同日からインターネットhttp://www.crossmedia.com.hk/srshk2006/でも予約できる。
             The香港2006年3月30日号より

 アニメ世代よりはちょっと上の私なので、アニメには興味が無いのですが、仲間には熱狂的なファンがいます。 香港でも、日本のアニメが毎日のようにテレビで放映されていますから、香港にもそんなファンが多いでしょう。

 日本でのコンサートのツアー版のようですが、狭いようで広い日本ですから、なかなか地方に住んでいると見に行きたくても行けないものです。 アニメファンだったら、香港旅行とセットにして、参加されてはいかがでしょうか。

 古代遊びの展示会(香港)  2006/03/23
 このところ、博物館の特別展示が目白押しの香港ですが、今度は古い遊びを再現した展示会です。

 文化博物館、触って遊べる展示
 沙田の香港文化博物館で21日から特別展示「中国古代消●娯楽文化(Ancient Chinese Pastimes)」が始まった。
 展示は「楽舞百戯」「博奕」「体育」「民俗娯楽」の4つのテーマに分かれており、新石器時代から清の時代までの 娯楽や趣味に使われた文物や楽器など、国宝級の出土品151点が展示されている。
 また打楽器、蹴鞠(けまり)、捶丸(ゴルフのような古代の遊び)、古琴など古代の人たちが楽しんだ娯楽品の レプリカが設置され、参観者が自由に試せるようになっている。
 開催は6月26日まで。開館時間は月曜・水〜土曜 10:00〜18:00、日曜、祝日 10:00〜19:00、毎週火曜日休館(祝日を除く)。
 入場料は一般10ドル、シニアおよび全日制学生5ドル、水曜は半額。【●=門がまえに月】
             The香港2006年3月23日号より

 人口は日本の20分の1にも見たず、東京の半分くらいの香港ですが、その割には博物館が多く、内容も充実しています。

 しかも、公営が中心なので驚くほど入場料金が安い。この展示会も大人が10ドル(約150円)です。

 短時間で各所を廻らなければならない観光客だけではなく、香港在住の方も、ぜひ、休日の1日を、各地の博物館で遊ぶことをお勧めします。

 伝統の祭り展(香港)  2006/03/20
 香港の歴史的な祭りを一堂に展示紹介する展示会が開催されます。

 伝統の祭り、セントラルのピアで紹介
 香港政府観光局(HKTB)は今年、香港の伝統的な祭りを紹介する観光プロモーション 「伝統節慶巡礼(ホンコン・カルチャー・アンド・ヘリテージ・セレブレーション)」を開催する。  対象となるのは、仏誕節(ランタオ島・宝蓮寺ほか)、天后誕(元朗と大廟湾)、太平清●(長洲島)、 譚公誕(九龍城)の4つ。初の試みとして、これら4つの祭りをパネル展示や模型で紹介するイベント 「廟会(テンプルフェア)」をセントラルの離島行きフェリーピア前で行う。 廟会の開催日時は4月20〜23日、28〜30日、5月1、5〜7日の13〜22時(5月5日は17〜22時)。
 【●=酉へんに焦】
             The香港2006年3月20日号より

 香港を含む広東地方は、中国人(漢民族)が支配するようになる前はタイ系の民族が支配していたようです。

 そんなことから、中国語(北京語ベース)の発音が四声に対し、六声(七声とも)もあります。漢語に旧民族の言語が 混じっているからなのでしょうね。香港人は、北京や上海の人達がスタンダードだとすると、同じ漢民族とは言い難いほど体型が 違いますからね。

 香港の祭りも、漢民族の祭りだけではなく、離島などにはユニークな祭りがあるとのこと。カルチャーミックスしているのでしょうね。

 面白そうなイベントですね。

 古跡案内地図(香港)  2006/03/15
 香港の歴史的な場所を網羅した地図が写真つきで発売されました。

 香港の古跡地図、3Dメガネ付きで
 地政総署が製作した地図「香港街(ホンコン・ガイド)」の2006年版が13日、発売された。
 13日付『明報』によれば、古跡をテーマとした地図帳で、法定古跡の所在地とともに希少価値のある歴史的写真を掲載。 歴史散策路(ヒストリカル・トレイル)のルートや行き方も案内している。付録の3Dメガネをかけて見ると、地形の起伏も見て取れるという。  1冊100ドルで香港域内の主な書店や郵便局、政府のウェブサイトでも販売している。
             The香港2006年3月14日号より

 3Dメガネとは懐かしいですね。

 色々なタイプがありますが、一般的なのは緑と赤の透明フイルムが、左右に入っている物です。日本で流行ったのは30年以上も 前でしょうか。

 香港の古跡にも興味がありますし、この3Dメガネも面白そう。次回香港に行ったら、お土産として買おうと思っています。

 天文台一般公開(香港)  2006/03/13
 香港天文台(日本の気象庁に相当)が一般公開されます。

 天文台オープンデー、予報を実演
 香港天文台は18日と19日、本部を一般開放する。
 入場は無料。天文台では毎年、3月23日の世界気象デーに合わせ、3月中にオープンデーを設けている。
 天気予報室では予報の仕方を紹介し、テレビに出演する天気予報官が模擬実演を行う。
 参観時間は9時30分から17時15分まで(入場は16時30分まで)。
 天文台本部の所在地はチムサーチョイ・ネーザンロード134号A。入場はネーザンロード側の尖沙咀街坊福利会の隣りから。 天文台道からは入場できない。
             The香港2006年3月13日号より

 この天文台の広大な敷地の南側に建っていたマンションに2年ほど住んでいました。

 尖沙咀(チムサッツイ)の真ん中。ちょうど、日本の新宿のような繁華街ですが、ここだけは、都会の喧騒がうそのように、林に囲まれ静かな場所に、天文台はあります。 一度は行ってみる価値はありますよ。

 長官官邸一般公開(香港)  2006/03/07
 かつては迎賓館として使われた英国風の古い建物。現在は行政長官の官邸として使われている建物が、一般公開されます。

 行政長官官邸の初公開、つつじ満開
 香港礼賓府(ガバメントハウス)が12日に一般公開される。
 特区政府の迎賓館として要人をもてなすガバメントハウスには現在、曽蔭権(ドナルド・ツァン)行政長官が入居しており、 官邸として初の公開。
 今後、年2回の公開を予定している。
 庭のつつじが満開で見ごろという。開放時間は午前10時から午後5時(ただし閉館時間を考慮して行列を打ち切る)。 アッパーアルバートロード沿いの東門から入場し、正門から退場する。一般車両の駐車スペースはなく、正門での乗降もできない。
             The香港2006年3月7日号より

 米国のホワイトハウスは、常時(に近いと聴いています)見学を受け付けているようですが、香港の官邸は年に2回の公開とのことです。

 英国領だった香港島には、英国風の建物が今でも多数残り、時々(それぞれ定期的とは思いますが)一般公開がありまね。

 寒冷な英国と、高温多湿な香港とでは、自然環境がまったく違います。英国風の建築物は、住んでみると、住み難い建物なのかも知れませんね(^ム^;)

 入園者特定日(香港)  2006/03/02
 香港ディズニーランドでは、あらかじめ特別のチケットを買っておかないと、入園できない日があるので、要注意です。

 香港ディズニー「特別日」を増設
 香港ディズニーランドは1日、入園日を限定したチケットを持つ人だけが入場できる「特別日子(スペシャルデー)」を 増設すると発表した。
 イースター連休にかかる4月14〜21日、中国本土のメーデー連休にかかる5月4〜6日が新たにスペシャルデーとなる。 このほか、4月30日〜5月1、3日と開園1周年に当たる9月12日は、スペシャルデーとしてすでに指定されており、 これらの日には、入園日指定のない180日有効の「指定日子(ピークデー)」および「平日(レギュラーデー)」の チケットでは入園できない。
             The香港2006年3月2日号より

 入園するには、前売りの限定チケットが必要です。当日売りはありません。

 香港ツアーを購入して行っても、たまたまその日が特別日だったとしたら、入園できないことになります。

 旅行代理店が事前に押さえてあることも考えられますので、対象の日に旅行を計画している方は、確認しておいた方が良いでしょうね。 入り口まで行って、入園できず引き返さないためにも。

 機内食に名店の味(香港)  2006/02/22
 香港のナショナルフラッグ「キャセイ」が、来月から年内いっぱい、機内食に特別メニューを計画しています。

 キャセイ、機内食に名店の味
 キャセイ・パシフィック航空は、創立60周年を祝い、今年3月1日〜12月31日の香港出発便の機内食に、 香港の名店といわれるレストランの中華料理を出す計画だ。
 レシピを提供するのはシェラトン香港の「天宝閣(セレシアルコート)」「翠園(ジェードガーデン)」「利苑酒家」、 グランド・ハイヤット香港の「港湾壹號(ワン・ハーバーロード)」「北京楼」、ランガムホテル香港の「唐閣」 「●記酒家」の7店で、100種余りの料理を入れ替える予定だ。【●=金へんに庸】
             The香港2006年2月22日号より

 機内食は不味いものと思って疑わない私ですが(^ム^;)、それでも、キャセイはまあまあと思っています。少なくとも日本の航空会社よりはまし。

 そのキャセイが企画としての特別料理です。大きな期待をすれば、裏切られることは確実ですが(^ム^;)、それでも、食べてみたい気にはさせてくれますね。

 次の香港行きはキャセイにしようかしら(^0_0^)

 123はラッキーナンバー(香港)  2006/02/21
 世界的な映画スター。香港のジャッキー・チェンにとっては、『123』がラッキーナンバーのようです。

 ジャッキー、ナンバー「123」落札
 運輸署が18日に行った車両登録ナンバーの競売で、成龍(ジャッキー・チェン)が150万ドルで「123」を落札した。
 20日付『星島日報』によれば、ジャッキーの妻の誕生日は1月3日、息子で俳優の房祖名(ジェイシー・チェン)の誕生日は 12月3日で、123は家族にゆかりのある数字という。
 始値34万5000ドルから40回近く競られて150万ドルで競り落とされた。
 ジャッキー本人は競売に姿を見せなかったが、その後、このナンバーに興味を持ち、いくらかかっても手に入れるつもりだったと コメント。「231」も所有しており、今後「321」も手に入れたいという。
             The香港2006年2月21日号より

 香港では、車のナンバープレートは個人の所有物です。車を乗り換えても同じナンバーを使い続けることができます。

 そんなことから、珍しい番号(一般に4桁ですが、今回は3桁番号ですね)は競売に掛けられます。

 今回の落札価格は、日本円に換算して約2,000万円と、驚くべき値段です。

 落札され、国に入ったお金はどこに行くのか……。

 単に国庫に入るのではなく、経費を差し引いた利益金額が、社会福祉の特定財源として利用されています。香港人は頭良いですね(^0_0^)

 観音様に借金(香港)  2006/02/20
 ご利益主義が香港人の宗教感ですが、面白い風習があるとのことです。

 観音様に借金、拝観時間を繰り上げ
 旧暦の1月26日に当たる2月23日は1年に1度の「観音借庫」。
 この日の子の刻に参拝し、願を掛けると1年以内に願った金額が手に入るといわれている。 だが、観音様の所有物をもらうことはできないとの教えから「借りた」こととし、 願いがかなった後に再び参拝するのがしきたり。
 今年は香港域内の3つの廟が参拝客の便宜を図り、拝観時間を早める。
 「紅●観音廟」は22日23時から23日20時まで、天后にある「大坑蓮花宮」と 「▲■湾天后廟」は22日23時から23日18時まで。
 17日付『東方日報』が伝えた。【●=石へんに勘、▲=竹へんに肖、■=竹へんに其】
             The香港2006年2月20日号より

 香港人の一般的な宗教は仏教ではありませんが、借金する神様が仏教の「観音様」というのもちょっと 面白いですね。

 もっとも、「観音様」は、ヒンズー教のシバ神が起源とも言われていますから、なんでも良いのかも知れませんけどね(^ム^;)

 個人の家禽類飼育禁止(香港)  2006/02/14
 鶏インフルエンザが猛威をふるう中、香港では個人の家での家禽類の飼育が禁止されました。

 自宅の家きん類、強制回収
 「公衆衛生(動物及禽鳥)(禽畜飼養的発牌)条例」「廃物廃棄条例」の改正が13日に発効し、鶏、ガチョウ、 アヒル、ハト、ウズラといった家きん類は許可なしに個人宅で飼育できなくなった。
 これを受けて漁農自然護理署は13日、約200人の職員を巡回させ、12世帯で鶏など82羽を回収した。
 今後5、6週間に1050カ所の村を巡回、個人宅で飼育されている家きん類を強制回収する計画。
 条例に違反すれば5〜10万ドルの罰金が科される可能性がある。
             The香港2006年2月14日号より

 一般には食材である家禽類ですが、ペットとして飼っている人も少なくはないと思いますが、それももちろん禁止です。

 面白いのは、対象となっている家禽類に、『ハト』が入っていることですね。

 日本では、『ハト』を家禽として飼っている人はいないでしょう。普通は、『伝書鳩』つまりペットの一種です。でも、香港では 『ハト』は食材ですから、家禽類ということになるのでしょう。

 この流れが、いずれ日本にもくるのでしょうか。ちょっと心配ですね。

 中国版バレンタインデー(香港)  2006/02/08
 香港には2回バレンタインデーがあります。

 元宵節、ランタンカーニバルなど開催
 旧暦1月15日に当たる2月12日は元宵節。古来からこの日は女子の夜間外出が認められたことから 「中国のバレンタインデー」ともいわれる。
 今年も公園4カ所に大型のランタンが飾り付けられ、3カ所で春節(旧正月)ランタンカーニバルが行われる。 屯門公園(10日19時半〜22時半)、西貢恵民路遊楽場(11日18時半〜21時半)、高山公園・高山劇場 (12日19時半〜22時半)ではランタンの飾りのほか、中国舞踊、マジック、広東オペラなどが見られる。  このほか九龍公園では26日まで『燈月情縁』と題して5対のランタンが飾られる。
             The香港2006年2月8日号より

 2回のバレンタインデーとは、この『元宵節』に、『情人節』ともよばれる、いわゆる西欧式のバレンタインデーです。

 どちらも、男性から女性にプレゼントをする。女性から男性ではありません。

 贈るものは、基本は『花束』ですが、アクセサリーなども多いようです。

 いずれにしても、男性は虐げられている香港です(^ム^;)

 春節交通規制(香港)  2006/01/27
 香港はまもかくお正月(旧正月29日)です。パレードなどのイベントが予定されており、関連して交通規制が発表されています。

 パレード、花火、初もうでに交通規制
 春節(旧正月)恒例の催しに際し、香港警察は会場付近の交通規制を行う。
 旧正月元日(1月29日)20時〜21時30分ごろアドミラルティーのタマール広場から湾仔の エキスポドライブまでをパレードが行く。
 30日はビクトリア湾で打ち上げ花火が20時から約23分間の予定で行われる。観賞に適した沿岸では、 一部の道路は車両通行止めとなり、バス停も変更される。一方、花火観賞の人出を予測し、鉄道などは混雑に 応じて運転間隔を縮めるなど輸送力を強化する。
 また初もうでの人気スポットである黄大仙廟や車公廟では1月28日20時から、一方通行で出入りするなどの入場規制を行う。
             The香港2006年1月27日号より

 香港在住時代、旧正月の長い休みには、決まって日本に帰国していたので香港のお正月を知りません。

 帰国してしまった今になって、1回くらい香港のお正月を経験したかった。そう思っていますが、後の祭りですね(^ム^;)

 観光客として体験するしかなさそうです。

 花市(香港)  2006/01/26
 年末(旧正月)恒例の花市が、香港各地で開催されます。

 年末花市、ビクトリア公園などで開催
 年末恒例の年宵花市が香港各地で開催されている。年宵花市は旧正月の飾り付け、縁起物であるキンカンなどの鉢植え、 雑貨などを販売する特設市。大みそかにかけ、元日の明け方まで(商品が無くなり次第終了)開かれる。
 これに伴い、車の交通規制や来場者の入場制限が行われる。交通規制が敷かれている会場はコーズウェイベイのビクトリア公園、 プリンスエドワードの花墟市場(フラワーマーケット)、長沙湾運動場、観塘遊楽場、将軍澳の宝康公園、 黄大仙の東啓徳遊楽場、●湾の沙咀遊楽場。【●=草かんむりに全】
             The香港2006年1月26日号より

 キンカンの鉢植えは、みかんの鉢植えも含め、香港正月の風物詩の一つです。

 まるで「門松」のように、一対の鉢植えを玄関に飾ります。

 緑の樹木に、黄色に実がなっている。その実を黄金に見立て、豊かさの象徴なのでしょう。

 このみかん、食べられますが、食べた経験者としてのコメントは、「まずい」(^ム^;)

 旧正月花火(香港)  2006/01/21
 恒例の花火のご案内です。

 旧正月花火、30日夜8時から
 旧正月2日恒例の花火大会が30日夜8時から、ビクトリア湾を舞台に行われる。
 23分18秒間に2万3888発を打ち上げる予定。
 19日付『星島日報』によると、今年は香港工商専業協進会がスポンサーとなり、テーマはいぬ年の好況祈願。 最初は『財神来』の音楽に乗せて霊犬が空を駆け回るイメージを、そして財神の笑顔を表現する。 縁起の良い数字の「8」を描く花火もある。
             The香港2006年1月20日号より

 ビクトリア灣に浮かぶ船からの花火です。

 九龍サイド南端にある公園から見るのもよし、ビクトリアピークに登り、上から見るのもまた格別です(^0_0^)

 週末に寒波(香港)  2006/01/04
 暖かいお正月だった香港ですが、週末は冷えるようです。

 今週末、気温下がり11度に
 香港では新暦大みそかと元日に最高気温が20度まで上がり、暖かい日が続いたが、 今週末から週明けにかけては冷え込みが予測されている。
 香港天文台によれば、東北の季節風の影響で香港と華南地区に寒気団が近づいており、 6日から気温は徐々に下がるもよう。
 7日の最低気温は11度、最高気温15度の予報。3日付『星島日報』が伝えた。
             The香港2006年1月4日号より


 日本の冬だったら、10度はけして寒くないのですが、なぜか、香港では震えるほど寒く感じます。

 まあ、イメージもあるのでしょうね。

 いずれにしても、旅行される方は、コートまでは不要でしょうけれど、ジャンバーなどの上着が必要ですね。


総合メニューへ好きさ!香港アジアへ
hpmanager2@albsasa.com Albert 佐々木