香港で食道楽(香港の泰料理)



香港のタイ(泰)料理

 香港は国際都市です。香港で食べられる食事は、 中華料理だけではありません。 街を歩いていて目に付くのがタイ(泰)料理屋の多さです。ちょうど、日本人で中華料理屋が目に付くように、香港人では、泰料理屋と ベトナム(越南)料理屋をみかけ、ごく普通の感覚で食べられています。

 私が好きだったメニューの一つが、生のエビをむいて、すっぱく辛いタイ式ソースをかけたサラダでした。これが、酒の肴に合うのです。

 家事をしてもらっていたタイ人のメイドに作り方を教えてもらい、自分でも作っていました。材料は街でいくらでも、驚くほど 安く手に入りました。

 ここで作り方を紹介しようと思ったのですが、材料の物は判るけれど、その名前が判らない。そこで、タイ料理のホームページを探し、レシピを 入手しましたので紹介しますが、私が教わったのとは、微妙に違いました。おそらく、日本用にアレンジされてしまっているのでしょうね。

 そのままでは使えないので、私の教えられたオリジナルスタイルに直したものです

ヤム・クン・サップ(生エビの激辛サラダ)

材料  2人分

 ブラックタイガー(頭を取り殻をむく)・・6尾
 プリック・キー・ヌー(鷹の爪をきざむ)・大さじ2杯
 ニンニクのすりおろし・・・・・・・・・・大さじ2杯
 ニンニクのスライス・・・・・・・・・・・2かけらくらい
 ライムジュース・・・・・・・・・・・・・大さじ2杯
 ナムプラー(魚の醤油)・・・・・・・・・大さじ1.5杯
 レタス・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
 ペパーミントの葉・・・・・・・・・・・・適量
 香菜(バクチー)の葉・・・・・・・・・・適量




1 エビは殻をむき、背わたをとって、冷水の中につけておく
2 鷹の爪を刻んでおろしニンニクとライムジュース、ナムプラーを
  容器の中でまぜて ソースを作っておく
3 皿にちぎったレタスをしき、エビをひらいて盛りつけ、スライス
  したニンニク片をエビの上に置き、合わせたソースをかけまわ
  します
4 ちぎった香菜とペパーミントの葉を散らしてできあがり


 エビは、あまり大きなものは美味しくないです。ソースが心地よくからむ、小ぶりのものが美味しいですね。 レシピでは、6尾で2人分となっていますが、私は一人で10尾くらいは食べていました。

 日本のホームページで紹介されているレシピでは、むいたエビを塩を入れた湯で軽く煮てから冷まし、 それからソースをかけるようになっていますし、ニンニクのスライスは使っていません。また、ペパーミントも 使っていませんが、香港だけではなく、タイで食べた時もペパーミントは入っていました。私はペパーミント なしでは物足りなく感じます。それも小量ではなく、大量に入れていました。香菜(広東語でホンサイ、中国語で シャンツァイ)は、その名の通り匂いが強く、食べられないという日本人が多いですが、南アジアでは一般に使われ ている食材です。これが嫌いでは南アジアではローカル食は食べられません。慣れることが必要です。 私は好きということはありませんが、嫌いということもなく、それはそれ、アジアの味として楽しんでいます。



総合メニューへ好きさ!香港アジアへ香港で食道楽へ
hpmanager2@albsasa.com Albert 佐々木