空港(エアーポート)

香港の空の玄関「空港」



 香港返還の少し前までは、香港の空港は大陸側の九龍地区にありました。

 高層ビルの間を縫ってゆくように、斜めになって離着陸するその様子は、見ている分には良いのですが、自分がその中に 乗っているときには、ちょっと怖い気もしました。

 現在の空港は、香港でももっとも大きい「ランタオ島」にあります。成田空港の数倍はあろうかという広大な敷地に、設備の 整ったアジアを代表する空港です。

 この空港ができるまでは、このあたりは原野でした。しかし、空港の完成に合わせて九龍地区を通過して香港島まで30分足らずで 行ける地下鉄が運行を始めたことから、周辺地域には、巨大な住宅街も建設され、新空港をコアに、香港の新しい街が形成されています。 また、空港に隣接する島内にディズニーランドも開園し、この地域は、これからますます発達する地域となっています。
 到着からイミグレーションの通過、荷物を受け取ってから到着ロビーに出るまで、図で紹介したいと思い、探したのですが 見つかりませんでした。その代わり、香港空港のホームページに案内がありました。小さいのでちょっと見にくいですが、 上部にあるタブから、「Sitemap」を選び、ズラッと表示される英文の案内から「Terminal Map」(かなり下の方です)を選ぶと、 到着らの一連が、アニメーションで表示されます。もし、香港に旅行されるのならば、事前に見ておいた方が安心できますね。

 空港の中には、ブランドショップの免税店(本来香港は無税ですから、免税というのも変ですが)が並んでいます。商品は 豊富ですが、そこはそこ、空港の中です、ちょっと高いのが玉に瑕ですね。買い忘れがあり、どうしても買わなければというような場合に、 出発の時に利用すれば良いと思います。確実に、街の中のお店の方が安いですから。

 日本の空港は、機内持込があまり厳しくありませんが、香港は厳格です。写真がその最大サイズ。

 往路の、日本からは持ち込めたのに、帰りはなぜ持ち込めないのだと、食って掛かっている日本人観光客を良く見かけます。でも、いくらクレームしてもムダです。

 みっともないから止めましょうね。

 空港からの交通機関には、大きく分けて4つあります。

@MTR:尖沙咀までなら「九龍駅」、香港島までならば「香港駅」までの高速地下鉄
A路線バス:一般の路線バスと、高速の空港バスの二種類があります。空港を出て、表示板に従い、バスターミナルに行くと、詳しい路線図がありますので、心配はいりません。
Bタクシー:繁華街からはかなり遠い空港です。尖沙咀のホテルまでならば、5〜6千円、香港島までなら、1万円ほど覚悟してください。
C専用バス:ホテルや観光会社の専用バスです。路線バスと同じターミナルで乗れます。

 飛行機が到着する場所から空港ビルまでは長い通路になっています。
 通常はシャトルを使った行くのですが、時間があるのなら歩くこともできます。
 通路の途中には、ブランドショップや免税店が店を開いています。
 アライバル(到着)ホールは二つの出口があります。出口から向かって右側が『A』です。

 左側は『B』となります。広いホールですから、待ち合わせをするのならば、AかBをはっきり指定しておかないと迷子になります。
 ほぼ中央に、地下鉄のホームがあります。
 地下鉄ホームの下には、バスターミナルがあります。


 一つ、耳寄りな情報があります。到着ロビーに出て、右側の端にエスカレータがありますが、それを使って2階の出発ロビーに 上がると、そこに、オープンの喫茶店があり。一角に無料でインターネットが使えるコーナーがあります。何も注文する必要もありません。 着いてすぐに、ここでメールをチェックしたり、情報を検索してみるのが良いと思いますよ。
香港の歩き方  香港空港に着陸し、イミグレーションを通って入国、空港からホテルや市内への移動など、
一連の動きを簡単に紹介するガイドページを作ってあります。ご覧ください。


 空港のホームページです



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hpmanager2@albsasa.com Albert 佐々木