私が所属している河童の愛好者団体『河童連邦共和国』に所属する、台北のかっぱ村(台北かっぱ村)が、水辺の環境保護と河童の心をテーマに作成した
河童の石像を、台湾の北部海岸沿いの『淡水』にある公園に設置することになり、2009年7月8日に除幕式が開催されました。(詳細と写真は、河童連邦共和国のページに掲載されています)
その行事に参加するため、単身台湾に乗り込みました。 7日の空港についてからと、9日に市内を歩き、地下鉄を使って故宮博物館に行った後、台北市内にある寺院(仏教寺院ではありません。三国志に登場する武将『関羽』をご神体とする道教系の寺院)の『行天宮』 に行きましたので、紹介します。 |
飛行機を折り、動く歩道のある廊下を到着ロビーに向かって進みます。 |
到着側の通路ですが、免税店があります。お土産の買い忘れ用でしょうか。 |
通路からビル内に入ります。 |
新型インフルエンザ対策でしょう、健康チャックのコーナーを通過します。 |
イミグレーションです。台湾での滞在先を必ず書いていないと入国できません。 |
預けた荷物の受け取り場です。 |
税関ですが、日本からの便だったからかも知れませんが、ノーチェックでした。 |
バスの中から市内の様子です。通勤時間帯だったからでしょう、多くのスクーターが利用されています。 |
道路脇の塀の上に、人形が置いてありました。関羽の人形ではないかと思います。 |
9日の朝、故宮博物館に行くため。ホテルを出て地下鉄(MRT)の駅に向かう途中には、簡易な朝食を売る露天が並んでいました。 |
中山の駅に入る入り口です。 |
乗車券の自動販売機が並んでいます。 |
乗車券は印刷物ではなく、プラスチック製の丸いメダルです。 |
自動販売機では、お釣りがでませんが、その代わり、隣に小銭に替える両替機がありました。 |
ホーム内の路線図です。私はこの中山駅から、士林駅まで行きました。料金は20元(約60円)と安価です。 |
列車を待つホームです。日本や香港と変わらない、清潔で綺麗なホームです。 |
士林駅で下車しました。 |
絵出を出ると、故宮博物館の案内図がありました。 |
駅前に立ち並ぶ軽食堂です。博物館を見学した後、私のこの中で昼食をしました。 |
博物館の階下にある、自動車用の下車場です。 |
博物館の入り口です。 |
エントランスホールです。 |
ホールの入って右側に、入場券売り場があります。入場料は、大人160元でした。 |
ホール内には、中国語と英語の他に、日本語の案内図が置いてあります。 |
博物館内は撮影禁止です。ここは、2階部分の前に広がる広場から、建物の左側です。 |
故宮博物館の展示場全景です。 |
展示場とその右側と広場です。 |
建物を出て、地上を出入り口に向かって進むと、大きな狛犬がありました。これは左側です。 |
おなじく、右側の狛犬です。 |
門を入った所から展示場と背後の山です。 |
門は、白い石の門でした。 |
門の左側に、故宮博物館の全体の絵図が掲示されていました。 |
門を出て道路に面した所に、バス停があります。士林行きのバスはここから出ます。料金は10元でした。 |
市内の北部にある『行天宮』の前の交差点から見た全景です。敷地はあまり広くはありません。 |
正門です。 |
境内に入ると、そこに見える大きな建物は、回廊を持つ一種の門です。 |
入ってする左側に、手を洗うところと、線香などを配る場所があります。 |
回廊門の正面です。 |
回廊門の柱には、龍の彫刻で飾られています。 |
扉の前の左右に置かれているのは、狛犬なのでしょう。 |
屋根の上に置かれている像です。天女なのでしょうか。 |
見事な龍です。 |
対になっているもう片方の龍です。 |
庭に、丸い石が安置されれいました。信者が、花を置き、拝んでいましたので、お墓なのでしょうか。 |
回廊の内側には、机と椅子が並び、熱心の本を読んでいる信者の姿がそこには有りました。 |
読んでいるのは、圧倒的に女性、それも年配の方が多かったのですが、平日の午後だからかも知れません。 |
回廊の中央部には、火の入った大きな香炉があり、信者のみなさんが盛んに祈りを捧げています。 |
寺院の奥にも香炉があり、その向こうには像が安置されています。この像に向かっても、長い線香を手に持ち、顔の前を上下させながら熱心に拝む姿を見ることができます。 |
安置されている像です。おそらく、『関羽』の像なのでしょう。 |
境内では、青い道服を着た主に女性の方が、厄除けをしていました。信者の方から話を聞き、次に線香の煙をかけ、背中をさすりながら呪文を唱えているようです。 |
境内で線香を配る女性です。どうやら、無料で配っているようでした。 |
境内の左側には、事務室のような部屋があります 。 |
部屋の中では、机に座る修行者らしき人と信者が話をしています。おそらく、占いをしているのでしょう。 |
この寺院の精神が書かれた掲示板です。 『読好書 説好話 行好事 做好人』『常存慈悲心』『心懐感恩情』とあります。なんとなく、解る気がします。 このお寺で気がついたことは、拝観料はもちろんのこと、料金などお金を一切受け取っていないことでした。厄払いも占いも無料奉仕のようです。 お金にはシビアなイメージの台湾人(中国人)ですが、そうでないこともあるようです。 |
十数年ぶりに訪問した台湾でした。その間、香港と中国に住みました。
香港に住んでいた頃、過去に行った台湾での印象と、香港を訪問する台湾人と接した経験から、台湾人というと、見かけは香港人とあまり変わらないが、 英語や広東語を話さず中国語を話す人であり、生活レベルは、中国ほどではないが、香港とはかなり差がある、と感じていました。 今回訪問し、市外の様子などは、確かに、超高層ビルなどはありませんが、実質的にはほとんど差がなくなっていると感じました。ただ、公共交通機関の料金の安さに加え、 レストランの値段や一般諸物価は、香港よりもかなり安いと感じました。 行政は、環境保護・保全などにも積極的に取り組んでいるようです。台湾は、住みやすい国なのでは。今回訪問しての、私の感想です。 写真撮影日:2009年7月7日〜9日
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